妊娠した時に感じること。まわりの人にどう伝えるか1 | 障がい児のママ&パパ専門カウンセラー 山本峰司

障がい児のママ&パパ専門カウンセラー 山本峰司

障がいや病気を持つお子さんは、病院での治療や手術に伴う入通院、または福祉施設での療育、訓練等があります。それだけでも精神的にツラい想いをされている人がたくさんいると思います。夫婦で支え合い子育てできるように、ボク自身の経験を含めて綴ります。

障がい児のママ&パパ専門カウンセラー

山本峰司(たかし)です。


長男と次男が口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)という病状です。

次男はダウン症,、先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)もあります。


そして、妻も口唇口蓋裂です。



妊娠から出産に関して、まわりの人にどのように伝えてきたのかをふりかえります。


長男が生まれる直前に、口唇口蓋裂の事実を知りました。2009年1月のことです。


長男は自宅で出産する予定で、定期的に助産師さんに訪問してもらっていました。


しかし、何かあった時に医療行為はできないので、提携する産婦人科でも診察を受けておりました。


そして、妊娠33週目の時に告知されました。遅すぎかもしれませんが、前々から気になってようです。その前2回はいつも立ち会う助産師さん不在で診察を受けていました。


そして、その事実を出産までに妻としっかり話し合う時間もなく、出産を迎えました。


妊娠については、発覚した日に職場の人に思いっきり伝えて、知り合いにはメールしまくっていましたが、いざ口唇口蓋裂で生まれることを知ってから、生まれた時にどう伝えようか、とっても悩みました。


そして、覚悟を決めたのです。


隠さず、事実を伝えようと。


だから、生まれた瞬間に揺らぎない気持ちで立ち会うことにし、写真を撮ることにしました。


「おー口がぽっかり割れている!!!」

衝撃でしたが、でも我が子であることを目の前に、ただかわいい気持ち。


ボクは、どれだけ妻のおなかが「成長」しても、動いたおなかを見ても、触っても・・・父親の自覚が生まれなかったのですが、生まれてきた瞬間に実感した人間です。


生まれてからもこの事実を記録に残しておこうと写真を撮りまくりました。そして、外に連れ出し、タクサンの人に抱っこしてもらいました。



そして、3年経った2012年の3月に二度目の妊娠が発覚しました。


やはり、職場の上司に思いっきり伝えて、知り合いにもメールしまくりました。


でも、「心拍は確認できるけど小さい」と言われ、3度目の診察の時、稽留(けいりゅう)流産であることがわかりましたが、出血により処置は全くされずに済みました。


でも、妻のショックはしばらく続きました。


この事実をどう伝えるかをすごく悩みました。


「妊娠の経過は順調?」とか、予定日以降に会った人は「生まれた?男の子?女の子?」なんて聞いてきます。


妊娠報告をしているので、順調に進み生まれてきたと思うのは当然です。


だから、相手の言葉を「無神経」とも思いません。

自分が伝えてきたことを後悔もしません。


ただ、「五体満足」に生まれるものだと思い込んでいて、まわりの人もそう思っている社会では、相手を「無神経」と思い込んだり、自分が伝えまくってしまったことを「後悔」しても当然だと思います。


気持ちはとても複雑であったことは忘れません。


それで、学んだことは、やはり安定期に入るまでは慎重に伝えたほうがいいな、ということです。


ボクたちは、結婚5年目での妊娠でしたし、長男誕生から3年、それもうれしかった思いだけでお伝えしてきたのです。


しかし、流産しなくても、早産、死産ということもありますし、何らかの「異常」や病気がわかる場合もあります。


妊娠は、家族や職場、友人、お世話になっている人にお伝えしたいですよね。

ところで、3度目の妊娠がその1年後(2013年4月)に判明します。


長くなるので、また続きを書きます。




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