今月はしゃべります!:幼稚園ふれあいなどのこと | ☆中野あや・動物行動クリニックなかの☆問題行動は獣医行動診療科認定医のいる犬猫の心療内科へ☆犬猫子どもとの暮らし応援@兵庫/神戸

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犬猫の心療内科:動物行動学を学び問題行動の診療をおこなう動物行動診療科の獣医師がおくるブログです☆主要テーマ:ペットの問題行動・犬猫との暮らしに役立つ話・犬猫のいる育児・発達障害を考える☆犬猫と子供のいる家庭・ママ応援します☆

全然 記事をアップできていないまま、もう2月!
しかも節分も過ぎて、まだまだ恐ろしく寒くなりそうな予報とはいえ暦は春チューリップ
1日1日があっという間です。

さて、1月末からアッという間なほど、何をしていたかというと、あちこちでお話させて頂く準備をしておりました。
って、そんなどえらい講演をするわけではないですよ~!!
ただ、やりたいことに踏み出す機会を、たまたま重なった時期に頂けて「全部やりたい!全部頑張る!」と決めたので、2月ー3月の間に、
・獣医師の自分より経験豊かな先生方ガーン
・動物関係業をされている方々猫
・幼稚園児たち
うさぎ
と全く異なるところでお話しさせて頂けることになり、お話の準備をしています。

それもようやく下準備ができました。
…細々した雑務はいっぱい残っていますがアセアセ

で、ここ数日つくっていたのが、こんなもの。
「幼稚園児向け うさぎクイズ」キラキラ

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「何を食べるかな?」

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「耳はどうして大きいの?」

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(アンサー)…ご想像ください(笑)

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「ゆびは何本でしょうか?」 …知ってますか??

などなど。
 
そして、本日1園目。
今日のお話の内容は以前こちら(園でお話をさせていただきました)で載せたのと同様の『人と動物の愛着』をベースにしたもの。
 
簡単にソースをお伝えすると、人が動物を好きになる理由には、
「一緒にいる心地よさ」…心や体温を持つもの、命あるものといると心地よい
「養護性」…弱いものや小さいものを守りたい、育てたいという気持ち
「自己開示」…ありのままの自分を出すことができる
「受容」…いつでも自分のままで受け入れてもらえる
などが考えられていて、これを子供たちの世界の言葉に言い換えて伝えています。
例えば、自己開示と受容は「動物はいつでも 内緒話を聞くのが得意だからね…」「動物はお母さんみたいに後で聞くわ!とかあなたも悪かったんじゃないの?とか言わないよ」という感じに。
 
そもそも上の4つの要素=人が持つ欲求、昔の日本の大家族の暮らしはこれを満たしてくれていたんではないか、特に祖父母と暮らすことで満たされたことは多いのではないか、と私は考えています。
けれど今の世の中は家族を構成する人数が減り、子供の気持ちを満たしてくれるものが足りなくなっている。
だから動物はいい!
と言いたいのですが、動物は適切に世話をされてこそ、その良さを全て発揮してくれるもの。
共働き家庭や親は飼いたくなかったのに飼っている家に暮らす犬の問題行動もよくある話で…。
だから、みんなに動物を飼え!というわけではなく、動物と暮らせなくても子供の困ったときの心のよりどころになれるはずの園や学校の動物たちにもっとスポットライトを当てて欲しいなぁと思います。
学校や園に動物がいるのには、意味があるんです!
私もウサギ小屋をよりどころにしていた子供でした…)
 
話が長くなってしまいましたが、今回追加で作ったうさぎクイズも含め、お話し資料の紙芝居たちを使っていきながらもっと洗練していって、いつかは神戸市を越えて他の地域でも使ってもらえるようなものを作っていきたいな、と思うのでした照れ
 
そして、そのための第一歩、これから紙芝居をパワポに移行する作業です…笑い泣き
紙芝居をB3画用紙で作ってしまったために そのまま取り込めず、時間がかかる予感大ですが、しょうがない!ぼちぼち頑張りまーす。
 
というわけで今月は更新少ないですが、ご容赦ください☆
お返事など忘れていることがあれば、悪意なくただ忘れているのでお知らせください!!
 
それでは、またニコニコ