春のお料理、楽しんできました。
【カルロッタ】
(→前の記事)
この日は、テーブル席でなく、厨房横に作られた2名用のカウンター席へ。
ここは、店主さんからお料理、ワインの説明が聞けて、ゆっくりお話もできる特等席
この日のワインは、事前に用意されている、お料理とのペアリングワインでお願いしました。
稚アユのコンソメと秋田のジュンサイ
ジュンサイ、浮かんでます。
稚アユを全部使ったスープだけど、鮎の苦みはほどんどなくて、お魚出汁スープ・・・って感じ。
これはスープなので、ペアリングワインはなし。
地アジの軽いマリネ
アジは、下にあるのだけど、その上に乗ってるのは、焼きなすのジェラート
香味野菜やジュレも入ってて、それらを混ぜて一緒に戴きます。
合わせたワインは、フリウリのマルヴァジア種100%
マルヴァジア種なんて、初めて聞いた品種
ホワイトアスパラガスのヴァポーレと甘鯛のクルード
ヴァポーレ→蒸して火入れするイタリアの調理法
クルード→イタリアで生で食す料理の総称
こちらに合わせたのは、ブルゴーニュ
これは、落ち着くね
蝦夷バフンウニと豆のグラッターレ
グラッターレは、グラタンのこと
やぎ丸農場のセラ・シェーブルがベースになったグラタン仕立ての一品で、めちゃ美味しい
ワインは、またフリウリの、今度はシャリン種
シャリン種も初めて聞く品種
スペイン産ラパンの骨付きもも肉とマッシュルームのラグー
スペアミントを練り込んだ自家製トロフィエ
この別に出して頂いた、鶏レバーのフランと合わせながら・・・。
そして、なななんと
この私が、ラパンを食べたんですよ
シェフがですね・・・
「癖も何もなく、鶏みたいだから、きっと食べれますよ。ちょっとだけ食べてみませんか」・・・と。
「ダメだったら、作り直しますから・・・」・・・と。
・・・ということで、オソルオソル食べてみたら・・。
確かに、何も野性的な癖もなく、確かに鶏のような・・・。
鶏の胸肉をもっとパサつかせたような・・・。
はい、食べれました・・・。
でも、でも・・・。
食べることはできたけど、頭の中に「ウサギ、ウサギ・・・」と思ってしまうので、「美味しかった・・・」というより、「食べることができた・・」みたいな
食べることできたけど・・・。
でも、2回目はもういいかも・・・
ワインは、さっきのフリウリと同じ生産者の赤で、チャノーリエ種
チャノーリエ種も、聞いたことありません。
お肉料理は、シチリアの豚でしたが、私のはお魚でサワラ
サワラに合わせてたのが、こちらの白
最後は、
燻製したイサキと生姜のアーリオ・オーリオ リングイネ
カルロッタさんのパスタは、安定の美味しさで、とにかく大好き
ヴェネト州の白
ヴュイレルメン85% フメン15%
この日、用意されてたイタリアワインは、聞いたことないものばかりでしたね。
デザート
ゆたかみどり(新茶)を使った自家製ジェラート
クレイシーメロンのジュレ
デザートに合わせたワイン
勝沼 甲州
あと、最後食後酒にグラッパを1杯
店主さん、昔バーで働いていたことがおありだったので、ウイスキー辺りにもお詳しくって。
美味しく楽しめる飲み方、教えて頂きました
今回は、用意されていたペアリングワインが特徴的で面白かったのと、何よりも、ラパン初めて食べた記念日
いやいや、我ながら、私の人生で、まさかラパンを食べる日があるなんて、思いもしませんでしたよ。
いい勉強になりました
【CARLOTTA(カルロッタ)】
広島市中区富士見町5-12 田ビル2F
082-247-0639
12:00~13:30/18:00~22:30
日曜定休