行ってきました「いいだ人形劇フェスタ」その2 | puppet-namiのブログ

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金曜日。
朝いちばんで飯田市美術博物館の特別展を見学してから、同館の市民ギャラリーで、人形劇ショートショート研究会の上演を観ました。
ガチャガチャのカプセルを使ったボードビルは、オーソドックスだけどとっても現代的。
あれ、制作のためにガチャガチャをいっぱいやったのかな、それともガチャガチャの好きな団員がいて、じつはすげー低コストでできたのかな(見るのそこかよ)。




続いて向かったのは、黒田人形浄瑠璃伝承館。
文楽米人形座と清和文楽を観ました。

文楽米はいいだの常連さん。
今回は、恵比寿舞と獅子舞を、かなり大胆に、コミカルにアレンジしていました。
時事ネタもたくさん盛り込んだ楽しい内容でしたが…語弊を恐れずに言うならば、ガイジンさんがニホンゴを喋りブンラク人形を操ると面白い、というニホンジン的な色眼鏡を外すと、今年のはちょっと全体に、舞台の扱いが雑だったように思いました。

いっぽうの清和文楽は、以前、清和村まで見に行ったことがありますが、女性の大夫さんにも力を入れているところです。
ただ、今回は若手さんだったのかな?大夫は低音域がかなり苦しそうでしたし、太棹もミスが気になりました。



さて、街なかへ取って返して、知久町のライブハウスで、田辺の「普通の生活」を観ます。
何度見ても笑えるわあ。

ところで。

4年前のミッドナイトシアターでご一緒させてもらった、ネンネンネムネム!ねむり鳥さんが、今年はガイドブック見ても名前が出てないなあ、来てないのかなあと思っておりましたところ。
たまたま通りかかった中央公園のステージで、踊っていらっしゃるではないですか!
慌ててプログラムを見直したら、なんと今年は「genre-Gray 利己的物体と奉仕的肉体によるグロテスク」という劇団名での参加でした!
改めて、別の会場での次の上演を、最初からきちっと鑑賞。
演目は全然「グロテスク」ではなくて、関節の可動域とか全体の質感とか、リアルとアンリアルがすごくいいバランスの人形との演舞でした。



…とかなんとかやってるうちに、スナック公演の時間になりましたよ。

今年の出演は、ちょび、なむなむ、くまさん、くまさんのお嬢さん、きゃべつ村、そして例によって、なぜかトリが、私、人形劇団なみ。
また、お客さんのすぐ目の前で、演じさせていただくことができました。

これに続いて、もうひとつの企画、「街なかの農村舞台」へ。

開演した途端に激しい雨が降り出す最悪のコンディションだったのですが、飯田市長さんご夫妻をはじめ、たくさんの皆さんが、雨の中で見続けてくださいました。本当に感謝です。