新年のごあいさつ、ではないけれど… | 日々のクスクス

日々のクスクス

東北・秋田にうまれたプロ人形劇団の「クスクス」な日々

 昨年の暮れから眠りが悪い。


 寝つきは良いのだ。しかし夜中過ぎに目が覚め、それからうつらうつらとしている。妻によれば鼾もかいているらしい。あまり見なかった夢も見るようになった。今朝のでは菅原文太の葬式にでていた。

 眠る前に布団に入りながらテレビを見ているせいだろうか。

 昨夜は、BSで歌手の「さだまさし」がケニヤに行ってなんチャラするというのをぼんやりと観ていて、終わって「さあ寝よう」と思ったら、流れで「にっぽんリアル」というのが始まった。題して「38歳自立」。38歳にして親に寄生していた男性が自立を求められて四苦八苦する自撮りドキュメンタリー。




http://webneo.org/archives/21613


 さて、彼は自分のしたいことと生活とを両立させて「自立」を果たせるか?


 こういうのを観てると、わが身の幸運に感謝したくなる。好きなことをしながら何とか生活を成り立たせ、今はまた新しい人形劇を作ろうと手を尽くしている。

 勿論、「幸運」だけではない。それでも努力や誠実や援助や我儘や、強引さや、いろいろと微妙なバランスの上に、いまの僕らは立っている。「立っていられる」というおそらく極稀な偶然に、感謝して生きたい。


 今年の目標は、まずは夏の新作初日。ようやく卵が温まってきた段階だが、初日を遅らせることなく、子どもたちが大喜びしてくれる人形劇を作りたい。詳しいことは間もなく公表いたします。

 その後で、おそらく人生で最大級のイベントが待っている、のではないか。が、それについても今は言えない。


 昨年は国民文化祭があり、私的には母と叔父が亡くなった。今年は昨年にも増して波乱の予感がする。なんとか乗り切っていきたい。

 そういえば今日は母の誕生日だ。生きていれば満88歳だった。


 というわけで、喪中のため新年のご挨拶は致しませんが、本年も私たち人形劇団クスクスをお引き立てのほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 楽しい1年にしましょう。




「メェ~」


ん?やぎ?