「どうも。出頭医のフーミンです。患者の名前はケンケン。左手のアコーディオンが操作しづらいとの症状を訴えている

このアコーディオンは患者の左手にボンドで強力に固定されており、このままでは症状は改善するのは難しいと考える。
よってただ今より、左手のアコーディオン切り離し手術を行う。メス」
キコキコキコ…
キコキコ…
「これはかなり強力だな。硬いっ
」

キィーッ…
「うっ、嫌な音だ
」


「フウッ。よし、なんとか切り離せた。患者の肉球を傷つけてしまったが仕方ない
。さ、これが問題のアコーディオンだな」

助手「先生。このアコーディオンは、ひとみちゃんが作ってくれたものですよ
」

「わかってる
…しかし…ボツだ」

助手「せ、先生!
血も涙もないっ!」

「これも全ては患者のためだ!早急にアコーディオン2号を作るぞ。発泡スチロール持ってこーい!」
次号へつづく