その時いただいた資料の一部を、まずはこちらでシェアしたいと思います。
新型コロナウイルスは『3つの感染症』であるという、日本赤十字社が作成したこちらの資料。
3つとは…《病気》《不安》《差別》。
言わずもがな、病気以外の2つは、ウイルスの本来の働きではありません。
今年初めに新型コロナウイルスの一報が出たあたりでは、まだまだどんな症状が出て致死率がどのくらいか、重症化リスクが高いのはどんな人か…などが、ほぼほぼ未知のウイルスでしたよね。
でも、今やイギリスではワクチンが開発され、国民への投与が開始されたというくらい(ワクチン自体の効果や副作用はさておき)、ウイルスについて研究され、わかっていることもたくさんあるはず。
また、予防のためにすべきこと、しない方がいいことも、連日いろんな人がいろんなことを言いますが、ここに書いている『手洗い』『咳エチケット(※マスクとは言っていないことに注目！)』『人混みを避ける』ことに異論はない方が多いのではないでしょうか？
で、ね。
私がいいなぁと思うのは、不安や恐れといった第2の感染症に対して『聴く力』『気づく力』『自分を支える力』を高めるのが大切だって書いていること。
あらゆる情報や人の意見にいろいろ感じることはあるだろうけど、まずはそれらをジャッジしたり、問答無用で切り捨てる前に、自分の心や状況を見つめ直す。
つまりは、ニュートラルであること。
あなたがどう感じるかはあなたの自由なんだけど、様々な意見や情報にやみくもに振り回されていては、思わぬ方向に進んじゃう可能性もある。
だから、ある程度は冷静でいられたらいいよね。
その上で、自分や大切な人を守るためには何がベストなのかを考えたらいいと思う。
ニュースばかり見て不安な気持ちを増幅させて、マスクしてない人をあからさまに避けたり(病気でつけられないとかの事情があるかもよ)、感染者が出たというお店に苦情を言ったりするのは、私はちょっとカッコ悪いかなぁと思うんです。
誰もがこんなわけのわかんないウイルスで死にたくないだろうし、この騒動から派生する風評被害→経営不振でお店をたたむとか、したくないはず。
みんな、無事でいたい。
できれば、自由に楽しみたい。
文句を言われたりしたいわけじゃない。
ちょっと考えたら、わかることでしょう？
感染した人、あるいはそのリスクの高い人に対して差別的な発想になるのは、ある意味で人の危険回避本能でもあるわけだけど、こんなウイルス、誰もがかかりたくてかかるわけないんだもん。
まずは、冷静でいよう。
それから、自分の頭で『どうすべきか』考えよう。
それは本当に必要なのか、メリットとデメリットを比較検討したり、あえて自分と反対側の意見を聞いてみたりね。
みんなの意見の切り口や方法論は違えど、目指すゴールはきっと似ていると思う。
こんなウイルスに悩むことなく
煩わしいマスクや消毒も抜きで
今までみたいに自由に出歩き
大好きな人に会いに行きたい
仕事や遊びに精を出したい
さて、いつ叶うかな…この願い。
