先ほど全国ニュースになった、17歳少年の病院からの逃走劇…
今、ウチの近くでヘリらしきものが飛んでて、上空からも捜索中みたいです。
で、この記事を予約投稿したつもりが、設定をすっかり忘れていたという、アメブロ使いこなせてない人あるあるにハマった私(笑)
…気を取り直して、今夜もお送りします。
【in the Dark】第6話です。
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#5母という名の暴君
#6 父という名の娯楽…からの
私の父。
もともとの性格は、母よりも付き合いやすいタイプの人間なのですが、子どもの私から見た印象は、こんな感じでした。
*お気楽な人
*男らしくない人
*いろんな場所に連れて行ってくれる人
*冗談のつもりで母をことごとく怒らせる人
まずは、7人きょうだいの末っ子で、おそらく相当甘やかされて育ったのか、シリアスな場面が苦手。
それゆえ、物事に真剣に向き合わず、なんやかんや茶化しては母に呆れられる…というシーンが多かったんです。
また、体格がコンパクトで童顔なので、見た目の男らしさもあまりなく、性格も相まって、ノンフライのスナック菓子並みにかる〜い雰囲気の人でした。
…これは、今もだな(笑)
その影響かどうかはわかりませんが、私、クラスの乱暴なガタイのいい男子とか、熊並みに毛深いおじさんとか、高圧的な態度の先生とかが、生理的に苦手でした。
…これも、今もだな(笑)
そんなわけで、家の中では存在感が薄い父でしたが、小さい頃は一緒に外出することもあり、パチンコ屋さんや喫茶店など、子どもがあまり行かないような場所に連れて行かれました。
多分その影響だと思いますが、私、幼稚園児にして、お砂糖とミルク入りのコーヒーを普通に飲める子でした
あ、いま書いていて思い出したけど、幼稚園の頃に1回だけ、銭湯の男湯にも連れて行かれたことがあった!
背中に派手な鶴や亀を飼っているおじさんにバシャバシャとお湯をかけちゃって、父は相当焦ったらしいです(笑)
仕事の都合で休みは不規則だったけど、母がいつも厳しかった分、たまに父と出かけられる日は、ちょっとしたエスケープ気分。
なんにも知らない子どもの頃の私は、子どもみたいな父と一緒にいる方が楽だったんです。
なんにも知らない頃は、ね。
だけど…
残念ながら、無邪気に遊べる時間は、そんなに長くはなかったんです。
高校に入学してすぐ、父の、人としての残念さを、最悪な形で知ってしまうときが来ました。
〜第7話につづく〜