おばんでした
楽しいランチ会の記事をアップした数時間後に、この内容で更新する?と迷いましたが、無理のない限り毎日書くと決めたので、自分ルールに従います
というわけで、私の世界観ブログ【in the Dark】シリーズ、第5話をお送りします。
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#5 母という名の暴君
私にとって、母とは?
子どもの頃の認識としては…
*私を産んだ人
*私のことを好きじゃない人
*私を支配しようとする暴君
*でも、死なない程度に世話してくれる人
こう書くと、なんだか愛がないよね…
でも、ほんと、そんな感じでした。
子どもの頃、母に可愛がってもらったとか褒められたとか、そういう素敵な記憶って、残念ながら、ほとんど思い出せないんです。
実際、スムーズに思い出すのは、グーで殴られたり、正座させられたまま延々と怒鳴られたり、玄関から締め出されたり、包丁を突きつけられたり…そんな記憶たち。
もちろん、毎日そこまでハードではないにしろ、例えば、テストで100点を取っても喜ばれるでもなく、むしろ、できていない他のことで怒られたりとか。
怒られるくらいですから、私にも何かしら非はあったのだと思いますが、それに見合わない罰というか、ここまで言われたり、されたりすることなのか?という疑問は、常にありました。
また、私自身が怒られなかった日でも、父や妹、あるいは仕事の同僚、テレビに出てくる嫌いな芸能人などに対する怒りを、常に口にしていた母。
仲のよかった友達のことをことごとくけなされ、その後、その友達と何となく距離を置いてしまったこともありました。
とはいえ、いい大人になった今では、当時の母にできる精一杯で私を育ててくれたことも理解できるし、当時の生活状況を考えたら、どちらかが死ななかっただけよかったとも思うんです。
ただね…
やっぱり、そんな風に過ごしていた子どものうちは、母という存在を好ましいものとは思えなかったんです。
自分の母と、テレビや本の世界でよくみる【お母さん】とは別の種族、あるいは違う星の生き物なんだと感じていました。
友達のお母さんが優しくしてくれると、どうして私、この家に生まれてこなかったんだろうな〜なんて、ぼんやり考えたりね。
では、その頃、もう一人の親である父については、どう感じていたかというと…
〜第6話につづく〜