
ケンちゃんラーメン秋田店(秋ケン)!
平成二十五年八月現在
最も新しいケンチャンでありますぞ(末っ子ケンちゃん!)
我が国最北のケンチャンでもあります(北のケンちゃん!)
少し早く着きすぎてしまいました
一応店の人のものらしき車はあるけど
ぜんぜんやってる感じなし!
人の気配を感じません
まさか潰れてる!?
ラーメンぽいいい匂いはしてくるけど隣の台湾料理店の匂いかもしれない・・・
不安のあまり
救急車でも呼んでほしいと願ったほどでしたが
時間になるとちゃんと女性店員が出てきて暖簾をかけて
笑顔で「どうぞ♪」と促されました
ホッとしました
これだけ気配を消しながら仕込みができるとは!
店主は一体何者であろうか?
相当な修行を積んでいるに違いない
これは期待できる・・・
店内はやっぱり新しいです
ピカピカで清潔です
簡素な作りで
ラーメン食うためだけに拵えたスペース
といった感が強めに演出されています
まぁ早い話が
「ラーメン食ったらとっとと帰れ」という言葉を具現化させたような店内です
ですが
勘違いされては困ります
女性の店員さんの接客は非常に丁寧で好感の持てる素晴らしいものです
店主も帰り際にあいさつしてくれます
ケンチャンらしく非常に良心的な接客姿勢です

レンゲもケンちゃんらしくセルフ
なんと磁器製です
素晴らしいです
感心しました
レンゲは白磁が最高峰です
レンゲ大好きです
どれくらい好きかというと
飲食店で中華丼や炒飯にレンゲじゃなくてスプーンが付いてきたら
一口食べてお代をテーブルに叩きつけて出てきます
それくらいの好きさです
なぜ一口食べるか?
それは使い回しを防ぐためです
ただし
ラーメンまではプラでもOKですが
ご飯物からはプラとか不可です
プラで中華丼とか炒飯食えとかありえないです
しかも白磁じゃないと無理です
激怒します(カンカンです)

耀きの美しいフォルム
そっと沈めると白磁にそそぎこむ琥珀色のラーメンスープ・・・
息を呑むほどの一大スペクタクルだ・・・
我々はその光景に幾度となく魅了されてきたのだ
レンゲよ
ありがとう・・・

お礼にひんやりフローズン
山形店で習得した最強のレンゲ防衛法・・・
ケンチャンラーメン三種の神器
レンゲとオヒヤ・・・

ちゃんと引っ掛け(レンゲ止め)に引っ掛けてます
せっかくの引っ掛けですので使用させてもらいました
キンキンに冷やされてレンゲも嬉しそうです
気持ちいいでしょうね
夏ですからね
そうこうしてるうちに中華そばが届きました

中華そば小盛の身入り麺硬め!
麺がたっぷりです!
小盛とはいえ
全国平均の大盛りより多いような気がします
白磁のレンゲを麺の上から押し込みスープを汲みます
そうして汲んだスープを飲みます
ガツーン!ウマー
たぶん動物系も魚介系もどっちも強い系じゃないでしょうか?
この味どこかでも食べたことがある
思い出せそうで思い出せない・・・
翌日
インターネットで満びの記事を見て思い出しました
そうです満びの味です
どおりで思い出せそうで思い出せないはずです
まったく違う系統の店だと思っていたので思い出せそうで思い出せなかったのです
思い出せそうで思い出せないときってこんなもんなんだなぁ・・・
満びのことはよくおぼえてますから
まぁ
満びなら似ていて当然です
ただ
満びでは後半になってヘビーさを感じたので
たぶん満びよりこっちのほうがずっとガツン系だと思います

ビロローーーン!
どん兵衛キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
ケンちゃんで初どん兵衛♪ヽ(゚∀゚*)ノやったー♪
ケンちゃんラーメンって色々なところでどん兵衛だと言ってる人がいるのですが
正直なところ
今まで行った店舗ではどん兵衛感はあまり感じられませんでした
秋田店の麺はかなり幅広で加水率が低いのか?
白くて透明感があまりないです
そのへんがヴィジュアル的にどん兵衛(うどん)の麺を髣髴とさせます
麺硬めで注文しましたがそれほど硬くはなかったと思います
チャーシューはケンチャン的には軟らかめで塩加減は普通でした
メンマはかなり塩辛かったです
山形店は逆で
チャーシューが塩辛くてメンマは普通の塩加減でした
葱はやや細めの白葱で
暑い時期によくある硬い白葱とは違い
やわらかくて香りのあるものなので美味しかったです
ケンチャンは今まで行ったところすべて葱は香りがあって美味しいです
そして粗挽きブラックペッパーとの相性がここも半端ない!
ここはガツン系なので特に相性がよいと思われます
でも
なぜか粗挽きブラックペッパーより唐辛子をすすめる店側・・・
「唐辛子を入れると美味しくスッキリ食べられます」とのこと
ケンチャンはカリスマでありながらも店舗ごとの個性まであります
この個性はどこが上とか下とかではないので
各店舗を巡って好みのショップを見つけましょう!
秋田店は一言で言い表しますと「豪快ケンちゃん」でしたー