昨日、北海道在住作家小路幸也氏の小説本「ザ・ネバー・エンディング・ストーリー」が届いた。
ドラマ化もされた「東京バンドワゴンシリーズ」の20作目で、毎年一回、北海道で桜が開花するこの時期に新作が発表される。今年も書籍が届いた日の3日前に開花宣言が出され、明日が満開日だという。我が家のしだれ桜も少しだけ花開いたようだが、今月頭からマンションの大規模修繕が始まり足場が組まれていて、残念ながらリビングの窓越しからはあまりよく観ることができないのがなんとも残念で。
↓駐車場からだと見えますが
それにしても、東京バンドワゴンシリーズの発売で春の訪れを感じるのをあと何年味わえるのか考えずにはいられないわけで。
というどうでもいい話は横に置いといて、今週もぼちぼち始めることにしましょうか。
前述の東京バンドワゴンシリーズもシリーズ20作目となるので、自室にコレクションされているのも当然20冊となる。
CDやレコードも日々増える一方の中、書籍もとなると4畳半の自室に収納するのにも限界がある。ということで、一時は電子書籍にシフトしようとチャレンジしたが、どうにも電子書籍というものに馴染めず、結局紙媒体に逆戻り。仕方なく発売と同時に単行本を買ったものは文庫化された時点で文庫本で買い直し単行本の方は処分する(売ってしまう)ことに。
そんなにそんなに読み返すことはないのに、気に入った書籍はどうしても手元に置いておきたくなるのはCDやレコード類と同様。それでも、狭いスペースはなるべくならCDやレコード類の収納に充てたいので、書籍類を購入するのは自制しているつもりだが、最近は、お気に入りのミュージシャンのヒストリー本なんかが次々と発売されるので、ついつい買ってしまうが、収納もそろそろ限界に近づいてきた。
だというのに、相変わらずCDやレコード類を毎週のように探し歩くのを止められない自分。自分の好きなジャンルの中古盤は、昔なら関東方面のショップの在庫リストを取り寄せたりして探し出すとかしていたのが、今ではオークションサイトやブックオフなんかでも簡単に手に入れられるようになったのだから、ちょっとした時間があるとついつい…ってなるわけだ。
先週はいつも寄るロックショップでフーのLPとソニックユースのCDを買った後、ブックオフでは桑名正博のシングルレコード2枚、途中寄った居酒屋のすぐそばにある中古レコード店の店頭ワゴンでシルヴィ・バルタンとベッツィ&クリスのシングルと小山卓司のデビュー盤まで買ってしまい…。フーとソニック・ユース以外は合わせても500円そこそこなので枚数ほどの出費ではないが、コレクションとしてはそれなりに増えていくわけで。
昨日もいつものロックショップが中古品20%OFFのGWセールが始まったということで、ついつい普段の買い物より高めの遠藤ミチロウのDVD付BOX仕様4枚組「飢餓々々帰郷」を買った後、居酒屋経由ですぐそばの中古レコード店に寄り、前回訪問時に目を付けていたスタークラブの「FINAL COUNT」の見本盤を格安価格で手に入れてと、結局毎週のように買い物を続けていればコレクションが増えていくのだから、家人からコレクター扱いされるのも仕方がないのかも。
一応、コレクションしたものは備忘を兼ねてリストとして記録しているのだが、それを確認してみたところCDが966枚、LP盤が225枚、EP盤が221枚、DVD・Blu-rayが424枚。レコードは30代の頃に全処分し、50代を過ぎてから再びコレクションし出した数なのでCDほどの枚数には至っていない。
↓左側が邦楽、右側が洋楽のレコードコーナー
↓CDも左右のラックをレコード同様に振り分け
多分、極々普通の暮らしをされている方々と比べたらコレクションの数は多いのかも知れないが、所謂マニアの方々に比べたらコレクターと言えるほどの数ではないのではないだろうか。レコードでいうと、同じモノでもプレスによる音の違いを愉しむとか、ジャケ違いや国ごとの盤を集めるとかには全く興味がなく、単純に気になったモノがなるべく安く買えればそれでよいという自分は生粋のコレクターではないのだろうが、買ったモノは好みのタイプではなかったとしても手放すことなくコレクションとしてついつい手元に残しておいてしまうのは、30代の頃にレコードをほぼすべて処分したのを後々後悔したことが影響しているのだろう。
収納スペースが限界に近付いてきたと言いつつ、なんとかなるだろうと気になったアイテムを60を過ぎても相も変わらずに買い続けている自分はやはりコレクターなのだろうか。それともただのロック好きのおいぼれジジイなのか。まぁ、そんなことはどうでもいいことで、これからもCDやレコードに囲まれながら酒を飲めていければすべてはOKってことで。
今週も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。