GROWING UP
Hi-STANDARD
1995年11月1日リリース。
PIZZA盤(国内盤)
前作「LAST OF SUNNY DAY」がハイスタにとってスタートとなるミニアルバムで、荒々しく、ぶっ飛んだアルバムであったが、この時点でメロディはしっかりとしたものになっているし、アルバム全般がエネルギーに満ちていて、パンク魂全開ですね。
ハイスタの原形と言われるアルバムです。
それに対して、初のフルアルバムとなる「GROWING UP」は、「Hi-STANDARD」と言うジャンルが確立したと言って良いくらい、ハイスタの音楽が完成している作品であるように思います。
まず、前作のパンク一本気からだいぶ音楽的にスケールアップされていて、パンク魂を持ちながら色々な音楽要素がクロスオーバーされている感じで楽しさ満載ですね。
また、ハイスタの魅力であるメロディック、疾走感、爆音、そして、ハイスタのミラクルが起きているようなバンドアンサンブル、難波さんのヴォーカルと健さんのコーラスの抜群の掛け合いが、15曲と言う充実した曲数を持ちながら、32分44分の短い時間の中で駆け抜けて行きます。
それと、PIZZA盤とFAT盤の違いは曲順が変わっているが、その中で、「CALIFORNIA DREAMIN’」がFAT盤に収録されていない代わりに「LAST OF SUNNY DAY」の「Who'll Be Next」、「Sunny Day」が、収録されていて、音はクリアになっていますね。
まさに最高のパンクアルバムです。