GROWING UP

Hi-STANDARD

1995年11月1日リリース。

PIZZA盤(国内盤)
{98FD4922-48D9-4BB2-A7D3-694ED531E7EF}

FAT盤(US盤)
{DCB8FD5D-2591-4A13-85D9-563D7A301A70}

前作「LAST OF SUNNY DAY」がハイスタにとってスタートとなるミニアルバムで、荒々しく、ぶっ飛んだアルバムであったが、この時点でメロディはしっかりとしたものになっているし、アルバム全般がエネルギーに満ちていて、パンク魂全開ですね。
ハイスタの原形と言われるアルバムです。

それに対して、初のフルアルバムとなる「GROWING UP」は、「Hi-STANDARD」と言うジャンルが確立したと言って良いくらい、ハイスタの音楽が完成している作品であるように思います。

まず、前作のパンク一本気からだいぶ音楽的にスケールアップされていて、パンク魂を持ちながら色々な音楽要素がクロスオーバーされている感じで楽しさ満載ですね。

また、ハイスタの魅力であるメロディック、疾走感、爆音、そして、ハイスタのミラクルが起きているようなバンドアンサンブル、難波さんのヴォーカルと健さんのコーラスの抜群の掛け合いが、15曲と言う充実した曲数を持ちながら、32分44分の短い時間の中で駆け抜けて行きます。

それと、PIZZA盤とFAT盤の違いは曲順が変わっているが、その中で、CALIFORNIA DREAMIN’」がFAT盤に収録されていない代わりにLAST OF SUNNY DAY」の「Who'll Be Next」、「Sunny Day」が、収録されていて、音はクリアになっていますね。

まさに最高のパンクアルバムです。