6/27(金)
昼の12時に起床。
普段の生活リズムに近づいてきた。
家の近くのデリでサンドイッチ
アメリカっぽい大雑把なサンドイッチがまたイイね!
ステイ先の家で久々にベースを弾いた。
16:00頃
僕が今サポートしているピアニスト來島和江、通称カズちゃんの元バンドメンバーのボーカリスト、ゆりえさんと言う方が、NYに在住していると言うことで紹介してもらい77st.で初合流。
バーに入ってハッピーアワー\(^o^)/
ハッピーアワーの早い時間帯にお酒飲む習慣が日本よりも根付いているように思う。
その後メキシカン料理のチェーン店Chipotleでご飯。
久々にご飯と野菜を摂取できて、身体が喜んでいた♪
こちらの音楽事情はやはりミュージシャンに聞くのが一番早い!
セッションやってるハコやストリートライブをやる場所、知って得する英文法、沢山情報収集。\(^o^)/
マンハッタンだと、West 4st辺りの街が僕の好きな音楽で溢れていて盛り上がっているとの事。
20:00 一時帰宅。
初ストリートライブするぞー!!
ってことでアンプとベースを持って再び地下鉄へ。
West 4stに行く途中、ユニオンスクエアの地下鉄でやってみる。
ちょっと苦戦。
と言うか電車の騒音に勝てない…
からの、ワシントンスクエアパークでストリートライブ。
ジャンベやらアフリカ系の楽器を演奏して盛り上がってる黒人サークルがあった。
沢山の人を巻き込み、夜の公園で皆踊っている。
日本じゃありえない光景。
あっても日曜の昼の代々木公園ぐらいか?
場所を変えようとフラフラ通りを歩いていると黒人のおじさんが、それはギターかい?みたいに話しかけてきた。
話をしているうちになんと、
トミー・キャンベルであることが発覚!!!Σ(゚д゚lll)
世界的に有名なジャズドラマー!!
レジェンド!!
あのソニーロリンズとやってた人です。(°_°)
その隣には女性が雑誌を持って座っていた。
なんと日本の音楽雑誌。
そして雑誌にその女性本人が載っている!!
シェリル・ベイリーと言うジャズギタリストが、自分が載っている日本のギター雑誌を持って座っていたのでした。
いやいや、すごいなこの街は。
どうやらここはジャズバーの目の前。
2nd stageのライブを終え、3rd Stage前の休憩中でした。
二人とも超優しくて沢山話しをしてくれた。
そのままライブを見ることに。
チャージ12ドル
とても小さいジャズバーで機材環境も良いとは言えないのに、ライブはため息が出るほど素晴らしかった。
音もよかった。
ギター、オルガン、ドラムの編成。
スタンダードなビバップ系のジャズの最高峰を見れたと思う。
こういうローカルなところで本場NYジャズを味わいたかったので念願叶う。
僕の隣では黒人の女性2人が濃厚なキスをして絡み合っていた。
ニューヨークすごい。
その後24時頃からWest 4th付近でストリートライブ。
金曜の夜なので街は賑わっている。
場所がよかったのか、色んな人が足を止めて見てくれ、話しかけてくれて友達になった。
そして演奏が良ければみんなチップをくれる。
マイケルと言うおじさんが何者かわからないけど、明日の土曜の夜
ヴィレッジアンダーグラウンドに遊びにおいでと言ってくれた。
そこはブラックミュージック系のハコのナイトクラブ。
遊びに行きたいと思いチェックしていた。
「Can I play? Can I join?」
と聞くとYeah!と言ってもらえた。
あとでメールすると言ってくれてメアドを交換。
深夜3時頃、ストリートライブ終え、マイワールド全開なMax君と街を徘徊。
Maxは2時間ほど前からずっと僕のそばにいて喋ったり演奏を聴いたりしていた。
自称ムービーディレクターのアメリカ人。
僕は英語が聞き取れないと言っているにも関わらず、めっちゃ早口でしゃべるからほとんど聞き取れない(-。-;
すでに酔っていたと思う。
腹が減ったと言うことでインド料理屋に入ったが、なぜかMaxがトイレにこもって10分以上出てこない。
インド料理屋のおっさんがキレだして僕に何か言ってくる。
僕は必死に、さっき彼と出会ったから状況がよくわからないし、僕は英語がしゃべれないんだと伝える。
なにこの状況。。。笑
やっと出てきたMax、今度はキレてたインド人の店員と揉め出して結局お店を追い出された。
インドカレー食べたかった…(´・_・`)
そう言えば昼のメキシカン料理からほとんど何も食べていない。
明るくなってきた頃、トルティーヤみたいな生地で巻いた食べ物チキンティッカを購入。
誰もいない広場のテーブルに行って食べた。
Maxに帰ろうと言ってもなかなか帰りたがらず。
寂しがりや?笑
よーくしゃべる男の長い話(理解できない)に付き合わされ、朝6時頃にやっと解放された(^^;;
MaxとはFacebookで繋がった。
N.YのMy Brotherと言うことで。
ベースとアンプを持って歩き回っていたので疲労困憊。
帰宅して即寝落ち。
まるで高校生の頃、毎日部活動に励み、ヘトヘトで帰って寝落ちしていた頃のよう。
6/28(土)
昼に起床。
昨晩連絡先を交換したマイケルからメールが来ていた。
使いすぎたのか、思いのほかお金がない。
7/3まで足りるだろうか?
今日の昼飯代は演奏で稼ごうと決め、14時頃からブルックリンのウィリアムバーグで路上ライブスタート。
ブウィリアムスバーグは街の雰囲気もマンハッタンほど騒がしくなく、なんだかほのぼのしていて好きだ。
代官山みたいな感じ。
おしゃれなカフェ、アンティークショップなどが沢山。
昼のストリートライブはとにかく暑かった。
チップが貯まり、ホットドッグを買って公園で食べた。
大きな青空、目の前では大人達がソフトボールの試合をしている。
すごく気持ちよくて結構な時間ぼーっとして自分の世界に入っていた。
マンハッタンでストリートライブやろうと、ユニオンスクエアに戻る。
連日朝から晩までノンストップで動き回って疲労が溜まっている。
NYのスタバは名前を聞かれてコップに書かれる。
20時頃、
ユニオンスクエアの公園でストリートライブ。
一人の黒人のおじさんにすごい興味を持ってもらいずっと話しかけられる。
多分そのおじさんの兄弟がキーボードプレイヤーで連絡してみなさいみたいな?
番号を書いた紙を渡された。
英語がもっと理解できたらなぁと悔やんだ。
ビール飲みに行こうと誘われたと思うけど、ここで演奏していたいと言い断った。
小一時間弾き、公園のスタッフ?に止められたので終了。
日本とは比にならないレベルのストリートパフォーマンスを見た。
23:00頃、West 4stにあるクラブ、ヴィレッジアンダーグラウンドへ。
24時頃に来るようにマイケルからメールが来ていた。
どう時間を潰そうか。流石にもう疲れてストリートライブをやる体力は無かった。
向かいにあるジャズの聖地、ブルーノートでは上原ひろみさんがライブをやっていたので、ちょっと出待ち。
お帰りになられるBa.アンソニー・ジャクソン様の姿を拝めました♪
24時過ぎ、マイケルを訪ねてヴィレッジアンダーグラウンドへ。
なんとマイケルはここのマネージャーだった。
ステージ袖の特等席に案内して頂きエンドレスでビールをご馳走になる。
この日は土曜の夜
ここのホストバンド(くそ上手い)の演奏があって、フロアは踊りまくり大盛り上がり!
日本のクラブとは全然雰囲気が違う。
ホストバンドのメンバー数人は前夜にストリートライブ中に会っていてチップをくれた人だった。
セカンドステージの最後に、フロアで踊っていた僕はステージに招かれ、少しだったけど飛び入りでセッションさせてもらった。
弾かせてもらったミュージックマンの5弦ベース、
いかにも最近のゴスペル、ブラックミュージックを弾く黒人の音のセッティングで、アタック音はあまりなく、ローがブイブイでした。
ドラムはいかにもアメリカ人らしいパワフルで豪快。テクニックも素晴らしい!
リズムのポケットは大きくてレッチリのチャド・スミスみたいでした。
そしてセカンドステージ終了。
目標であった、ニューヨークのステージを経験する事ができました。
マイケルに感謝。m(._.)m
そのまま朝4:00まで踊って地下鉄で帰宅。
二日間ベースとアンプを持って沢山移動していたから疲れ果てた。
明日はのんびり過ごそうと決め、即寝。