事件は5/25に起きた。

J4E企画ライブの日、暇をつぶしに渋谷のイケベ楽器のハイエンドベース専門フロアへ。

ちょっと気になったベースがあって試奏。




キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!



その時はいいベースだったなぁと思い立ち去った。
しかしどうにも忘れられずWebをチェック。
もしかしてこのベース、今まで楽器屋で出会ったどの楽器よりも僕がずっと探し求めている理想のベースに近いのではないか?

そう考えればあの値段も対したことはない…
翌日の26日、楽器屋に電話して明日試奏しに行くと言って取り置きを頼んだ。

27日のライブ前、もう一度訪問して試奏。



そして見事婚約!!

本日、婚姻届けを出したのでした。


初めてのローン…

記入する項目を見て、自分の社会不適合者具合に驚く。

改めて社会的に地位の低さを思い知らされた。笑


が、なんとか審査が通り一安心。




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レイクランドUSAのこのスペック、中古とは思えない美品!


なんだか子どもの頃に戻った気分。
ふと、小学生の頃にずっと欲しかったミニ四駆を買ってワクワクしてた頃を思い出した。
自分で楽器を買うと言う事がこんなにもワクワクして興奮するとは。
愛おしくてしょうがないですw
今日から毎晩ベッドインしたいですw



さて、

可愛い可愛いうちの子を紹介したくて堪らない気持ち…

プレイヤーの皆さんなら分かってくれますよね?w

楽器に興味の無い人はここでさようなら(・∀・)




これ!

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LAKLAND USA(レイクランドUSA) のJoe Osborn(ジョーオズボーン)モデルです!

ジョー・オズボーンと言えばカーペンターズ、ニールヤング、サイモン&ガーファンクル等、
1,000曲以上のTop40シングルに名を刻む伝説的ベース・プレイヤー。
歌伴のボトムをしっかりと支えつつも楽曲も鮮やかに演出するベースラインとグルーヴはベーシストの最高のお手本です。
そのジョー・オズボーンのFenderジャズベースを元に作られたのが本器だが、
うちに来た子は、前の持ち主のオーダーでプリアンプ搭載のアクティブモデル使用、
ネックの指板もメイプル使用。(通常はパッシブで指板はローズウッド)

めずらしい!



恥ずかしながら、僕はベースを初めて10年目だと言うのにまだ1度も自分でベースを買ったことが無かったのですよ。(^_^;)


高2のころに親父に譲り受けた73年製の木目剥き出しジャズベをずーっとメインに使ってきました。
これでほとんどのステージ、満足の行く音が出せてたので。



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この熟女さんにはたくさん教えられた。

初期のジラウドの絶妙な貧者さ?なプリアンプとの相性がすごく良くてコンビで使っている。

とにかく鳴りまくりアルダーボディーのベースで、アンプとの相性がハマった時は無敵!!

7年間弾き続け、今はこの子のクセも鳴らし方もマスターしたつもりだ。

あとはプレベと、82年製のG&L(アクティブ)を使ったり。




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このプレベは昔、親父がリサイクル屋で9000円で買ったメキシコフェンダー。


しかし何故か音がめっちゃ良くてロックをやるならバッチリ!!


ジャズベとプレベで大体のステージ、仕事もこなせていたが、4、5年前からアクティブタイプのオールマイティーなジャズベがどうしても1本欲しかった。

そっち系のサウンドだと、サド○スキーやアト○エZとかでしょうか?

でもなんかシックリくるものに出会えず。。。

理想は父が所持している78年のジャズベにバルトリーニTCTのあの感じ。
はい、マーカス系でしょうか。

70年代のジャズベを買ってアクティブに改造しようかとも考えたけど、
ネックが弱いものも多いし、リスキーだなと。
高いお金出して買うならデッドポイントも少なめのシッカリ安定した長く使える楽器が欲しい。

とか考えながら、何年も楽器屋で様々な楽器を試奏していい物に出会ってもあと一歩、買うまでは踏み出せず。。。

いい加減欲しいぞ!って時に彗星の如く現れてくれました。

あまり軽すぎないアッシュボディで探していましたが、うちの子はアルダーボディでした。

ずっとアルダーボディのジャズベを使っているからか、アルダーの鳴りがやはりしっくりときたのかな。なんかウェッティな感じ?
指弾きは特に。重量もちょうど良い。軽いジャズベは好みじゃないパターンがほとんど。

そして流石USAのレイクランド

ネックが秀逸!!最高!!←これ購入のキメ手。
ベースはボディーよりもネックの方が音に与える影響って大きいんじゃないかとすら僕は思う。



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指板はハイエンドベースによく使われるバーズアイメイプル
フレットも若干細め、弾きやすい。




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引いた感じデッドポイントもほとんど感じられず、ローからハイポジションまで音量のムラ、バラつきがない。
全ポジションストレスフリーです。

ツアー等のハードな環境でもネックが丈夫なこの子なら楽でしょう。
安心して僕の人生を預けられるずっしりとした強固なネックです。

アルダーボディー×メイプル指板と言うちょっと珍しい組み合わせが、僕の求めている音に近かったみたい。
メイプル指板のおかげで、アルダーボディーでもスラップの音は程よくブライトな気がします。

プリアンプをOFFにしたパッシブの状態での楽器の鳴りがとても良かった。
これも購入のキメ手。
パッシブでいい音がしなきゃそもそもいい楽器ではない。
レコーディング等、場合によってはパッシブでも使うでしょう。

ボリューム/バランサー/3バンドEQ(HI/MID/LOW)

プリアンプはバルトリーニのNTBTでした。



3バンドなのでEQなので1本で多彩な音作りが可能。なんでも来いって感じです。





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レイクランドのオリジナルブリッジはとても完成度が高いと思います。


裏通しでも使用できるけど現在は表。





先ほど親父の最終審査?も通過w




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良い楽器と言ってもらえて一安心。
今まで妥協して楽器を買わなくて良かった。待って良かったです。
この子とは末長く数々のステージを経験して仲良くなっていきたいと思います。




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眺めているだけで酒が進みます。
今晩はどこまで仲良くなれるかな~!?