2024年6月15日(土)
『文坂なのソロコンサート
~だけど、わたし、アイドル~』
会場:青山RizM
前売¥3,500(+1D)/当日¥4,000(+1D)
OPEN17:45/START18:30

【出演】
文坂なの

 

 

これは行かなければ、と言うことで紙チケットを確保していた。
最終的にはチケットソールドアウトで満員の青山RizM。
客層もさほど偏りなく、こういう王道のソロアイドルはやはり求められている。

 

開演~前半

いつも通りスタートから数曲はMCも無しで一気に。
今までの曲を中心だけど、「さよならクリエーター」はイントロにちょっと細工が入ったり、Re-Editバージョンになっていた。

 

ワンマンライブでいろいろできるということでカバー曲のコーナーも。
ここが青山で、と言うことからの選曲から始まり。

 

青山Killer物語/RA MU
ルビーの指環/寺尾聰
愛が止まらない/Wink
守ってあげたい(弾き語り)/松任谷由実

 

ワンマンライブだから何をやってもいいんですよね?
と言ってからのピアノをセッティングしてのピアノ弾き語り。
初めてやるには難易度が高い。

 

転換~後半

ピアノを片付ける時間を使っての転換で衣装替え、白の衣装から赤の衣装へ。
佐々木喫茶とのタッグで宇多丸さんに見つかりアトロクで曲が流れて、今に続く流れができあがるきっかけになった曲。
そんな合間にしれっと初披露の新曲が含まれていく。
後半はむしろしっとりした曲が多め、そしてそのまま「だけど、わたし、アイドル」で本編が終了

 

アンコール

アンコール1曲目も新曲だったけど、どこからどう聞いてもそれと分かる佐々木喫茶作品、ここに来てセルフタイトルの「AYASAKA」
今まで以上に言葉遊びが凄い。
次の「真夏のリュミエール」も新曲。
この曲は当日中にYouTubeにアップ、日付が変わったらサブスク配信が開始。
相変わらずこの辺の準備は手堅い。

 

挨拶をしてから最後の「ため息さえも」に入ったけど、歌詞の「涙悟られぬよう俯いてた」で涙をこらえるように後ろを向いたり。
そう聞くと、まさに今の状況が歌詞に入ってるかのような曲。
思わず涙を流してしまうなのちゃん、そして大きな拍手で答える観客。
良い場面。

 

 

最後に

ソロアイドルとしての理想形だと思う。
ただ懐かしい雰囲気だけではなくて、しっかりと2020年代の音で作っているし。
だからこそ、ライブハウスと言うよりはホールとか公民館で見たい。
もう無いけど、「東京厚生年金会館」とか「渋谷公会堂」での「ソロコンサート」という表現が絶対に似合う。