きのう、無事「春の朗読会〜ヴァイオリンで楽しむ宮沢賢治」を終えることができました。ことしも、満員のお客様の中、熱気に包まれた素晴らしい公演になったように思います。



今回、私は宮沢賢治の代表作のひとつ=「よだかの星」を朗読させて頂きました。この作品は、2020年春に上演する予定でしたが「緊急事態宣言」により公演が直前に中止となり、そのまま放置しておいたモノです。しかし、逆に6年間寝かせておいたことで、私の作品解釈が進み、当初のパフォーマンスより、かなり深いものになったように感じています。



「よだかの星」は、文章は平易ながら、内容を理解するのがとても難しい作品です。そこで、きのうは、朗読終了後に「よだかの星」をどのように味わえば良いか、詳しく解説させて頂きました。15分に及ぶ長いレクチャーでしたが、来場された皆さんにはご好評頂いたようです。メモを取りながら聞いていた方も少なくありませんでした。終演後、会場の「品川区立図書館」で宮沢賢治作品の本を借りて帰った方が大勢、いらっしゃったそうです。ご来場下さった皆様、本当にありがとうございました。



朗読会が一段落しましたので、今後は、オリジナル作品を上演する劇団の本公演に向けて、全力を傾けていきたいと思っています。



来月4日に女子サッカーのアジアカップが開幕します。それによる中断を前に、WEリーグの首位攻防戦、日テレベレーザvsINAC神戸レオネッサを取材してきました。



試合内容は壮絶の一言!結果は0-2でINACが完勝し、首位の座を奪還しました。あらためて、日本の女子サッカーのレベルの高さを確認することが出来ました。



今回、ファンサービスのひとつとして、来場者全員に選手のポストカードがプレゼントされました。私は岩清水梓選手のカードでしたが、よく見るとサインは印刷ではなく手書きでした!さらに、試合終了後にも、選手サイン会が実施されるではありませんか!他にも、楽しいイベントが盛りだくさん!とにかく、選手との距離感が近いのです。ワクワクが止まりません!今シーズンの残り試合は僅かですが、少しでもサッカーに興味のある方は、ぜひ、WEリーグに足を運んで観て下さい!




来月7日(土)の「春の朗読会」で、私は、宮沢賢治の「よだかの星」を読ませて頂きます。
平易な文章なので、一見、分かりやすそうな作品ですが、ストーリー展開が突飛で、作者の真意を汲み取るのがとても難しい…。しかし、日々、作品を読み返し、賢治の人生を調べていく中で、見えてきたことがあります。それを朗読に取り入れれば、より一層「よだかの星」の魅力をお伝えできるように感じています。
また、今回は、朗読終了後に、たっぷりと作品解説を行う予定です。エンタテインメント的ではないかもしれませんが、知的好奇心の高い方には、必ずや、ご満足頂けるものと確信しております。
本番まで3週間!さらに稽古に精進していきます。

●第50回公演「春の朗読会〜ヴァイオリンで楽しむ宮沢賢治」


 日時:2026年3月7日(土)13:30〜14:30

 会場:品川図書館4F・視聴覚ホール

 参加費:無料(事前申込制) 

作品:「ひのきとひなげし」「よだかの星」ほか

朗読:黒澤明子、石崎一気 

ヴァイオリン演奏:石崎浩二 

問い合わせ:品川図書館窓口(☎03−3471−4667)


私のイチオシのダンサー=「池上たっくん」が出演する「双面改瞬間真似(ふたおもてあらためまたたきのまにまに)」を「KAAT大スタジオ」で拝見してきました。 




 この公演は、気鋭のコレオグラファーの中村蓉さんが、歌舞伎とコンテンポラリーダンスを融合させようとする、大胆かつ斬新な企画です。シーンごとに発想や演出を変えていて、次はどうなるのか、90分ずっとワクワクが止まりませんでした。(特に「隅田川続俤(すみだがわごにちのおもかげ」のところの「双面」の表現には、度肝を抜かれましたね。その手があったか!)




 10人を超える出演者のなかでも、やはり「たっくん」は輝いていましたね。「たっくん」はコンタクトワークの達人です。圧倒的な筋力とバランス感覚で、体格の良い男性ダンサーをもぶん回し、ストーリーの進行を一手に担っている印象でした。「人買いの惣太」という強烈な悪役を演じる場面では、歌舞伎役者さながらの美しい演技を見せてくれていました。群衆シーンでアンサンブルの一員になっても、存在感抜群の「たっくん」の動きばかり目で追ってしまいます。やはり「たっくん」はいい!今回も大満足です!