きのう、第48回公演「if」で上演する「幸せ箱」の稽古を行いました。ほぼ休憩無しで、およそ3時間に渡って、高い集中力を保ちながら練習することができました。 




 この一人芝居で主演する松本美由紀が、かなり仕上がってきました。前回の稽古とは比べ物にならないほど、良くなっています。稽古のたびに長足の進歩を遂げてくれると、演出する側もやりがいを感じます。本番までの1ヶ月間で、さらにどこまで成長してくれるのか、非常に楽しみです。


 ただ、キツい姿勢のシーンで、筋肉痛を訴えていたのが気がかりです。筋トレもやってもらうとするか…。



次の木曜日(24日)に、プロ野球の新人選手を選択する「ドラフト会議」が開催されます。そこで、今回のドラフトで指名が予想される選手が多数、出場する「東京六大学野球」の早稲田vs明治の試合を取材してきました。




 なんといっても注目は、今月11日に広島カープが12球団最速で1位指名を公表した、明治大学のキャプテンの宗山塁選手です。「20年に1人のショート」とも称されていて、守備は現役のプロ選手の中に混ぜてもトップクラスとされる逸材です。宗山選手見たさに、大学野球とは思えないほど、本当にたくさんの観客が集まっていました。 




 もちろん宗山選手の存在は輝いていましたが、僕には宗山選手のドラフトのライバルたちの方が印象に残りました。なかでも、早稲田大学のショートを務める山縣秀選手は「同じポジションの宗山に負けてなるものか」と、素晴らしい守備を連発していました。9回表には、三塁をオーバーランした宗山選手を頭脳的なプレーでアウトに取って明治大学の追撃を止めて、チームを勝利に導いていました。このワンプレーだけでも、プロ球団からの評価を上げることができたのではないでしょうか?


 スポーツだけではないと思いますが、映像や報道だけでは、本質は見えてきません。生で見ていないものは語らない!そのスタンスを、できる限り守っていきたいと思っています。 




 それにしても、ドラフト会議が楽しみでなりません…。



第48回公演「if」は、無料公演とさせて頂きます。 

同時に、お心遣いもご無用に願います。

今回、なぜ無料にしたかは、ご来場下さった方だけにお伝えします。

実は、特別な理由がございまして…


11月30日(土)に開催する第48回公演「if」で上演する、2つの作品をご紹介します。


 ①「幸せ箱」(出演:松本美由紀)

 2010年6月に初演された一人芝居で、14年ぶりの上演となります。今回、松本美由紀が演じますので、女性用に台本を書き直しました。自作ながら、とても悲しく、そして優しい作品だと思っています。上演時間は約40分を予定しています。


 ②「農夫」(出演:石崎一気)

 ことし9月に初演したばかりのマイム作品を、演出を大きく変えて上演いたします。ストーリーが非常に分かりやすく「これぞパントマイム」とも呼べる作品に仕上がりました。上演時間は約20分を予定しています。


11月30日(土)に開催する第48回公演「if」の出演者をご紹介します。


作・演出:石崎一気

出演:松本美由紀、石崎一気

ピアノ演奏:吉田幸子


 3人で頑張って魅力的な舞台を作っていきます。
よろしくお願いします。