私のイチオシのダンサー=「池上たっくん」が出演する「双面改瞬間真似(ふたおもてあらためまたたきのまにまに)」を「KAAT大スタジオ」で拝見してきました。

この公演は、気鋭のコレオグラファーの中村蓉さんが、歌舞伎とコンテンポラリーダンスを融合させようとする、大胆かつ斬新な企画です。シーンごとに発想や演出を変えていて、次はどうなるのか、90分ずっとワクワクが止まりませんでした。(特に「隅田川続俤(すみだがわごにちのおもかげ」のところの「双面」の表現には、度肝を抜かれましたね。その手があったか!)

10人を超える出演者のなかでも、やはり「たっくん」は輝いていましたね。「たっくん」はコンタクトワークの達人です。圧倒的な筋力とバランス感覚で、体格の良い男性ダンサーをもぶん回し、ストーリーの進行を一手に担っている印象でした。「人買いの惣太」という強烈な悪役を演じる場面では、歌舞伎役者さながらの美しい演技を見せてくれていました。群衆シーンでアンサンブルの一員になっても、存在感抜群の「たっくん」の動きばかり目で追ってしまいます。やはり「たっくん」はいい!今回も大満足です!












