お祭り、友達とわいわい行けるのは何年後かなぁ…
屋台で食べ歩きとかしたいなぁ…
さてさて。
2020年、新たなキャストの発表にワクワクしたものの、
新型コロナウィルスによる緊急事態宣言により全公演中止
あの悲しみを乗り越えて、
日本初演30周年記念公演開幕です
しかしこちらの公演も、
コロナによりプレビューが中止になり、初日がずれ、
いつ公演が止まってしまうかわからない中、
熱い熱い舞台が続いています
無事に観ることができました
おけぴ貸切です
エンジニア：伊礼彼方
キム：屋比久知奈
クリス：海宝直人
ジョン：上原理生
エレン：知念里奈
トゥイ：西川大貴
ジジ：青山郁代
伊礼エンジニア
とてもよかったです。
キムのお兄ちゃんて言われてもしっくりくる
ギラギラしつつも夢を諦めないエンジニア。
タムとの絡みにやさしさを感じました。
ラスト、四つん這いでうなだれる姿に、
これまで必死に夢を追いかけてきて、
目の前で砕け散る悲しみを感じました。。
屋比久キムがこれまたとてもよかった
「キム」そのものでした。
最初のおどおどした感じ、恋に落ちて、信じ続け、
母になってもあどけなさが残り、
クリスとの愛を信じ続けている健気な姿がいじらしくて。
だからこその、トゥイへの拒絶と、クリスへの絶望がわかりやすかった。
海宝クリスも、心の弱さがわかりやすく、
キムを守りたいと思った気持ちも本当だっただろうし、
それを果たせなかったことでアメリカに戻ってエレンに癒されたのも、
仕方なかったことなんだと思えるクリスでした。
クリスに対してこう思えないと、ただのクズ男なのでね、
すごく重要なところです。
上原ジョンの安定感
元気のないクリスを心配して女性をあてがって、
そんな過去を反省してブイドイ救済にあたるジョン。
クリスとエレンの「お金を援助しよう！」にめっちゃ怒るのは、
あの演説を聴けばわかります。
すごく心を込めて歌うブイドイでした。
この日偶然同じ公演を観劇した友達と話したときに、
ブイドイにあたる人たちは、私の少し上の年齢の人。
という言葉に結構大きな衝撃を受けました
戦争は良くない。
これはフィクションでありノンフィクションだ。
と思いながら観ていたものの、
やっぱりどこか他人事だった自分に気づかされました
昔の話ではなく、今なお苦しんでいる人たちがたくさんいる。
それは私たちとそう年も変わらない人たちである。
また、アメリカ側の視点で観るか、
ベトナム側の視点で観るか、
それによって印象もだいぶ変わる作品です。
私は以前坂元さんがジョンで出ていた時を観劇したのもあって、
アメリカ側の視点で無意識に観てしまっていましたが、
ベトナム側から見たら、本当勝手だなって話ですよね。
ベトナム側の気持ちを本当に理解できたのは、
TSミュージカルの「タンビエットの唄」を観たのが大きかった気がします。
あ、駒田さんはこちらにもご出演
ミスサイゴンを初めて観た時、
第3幕があると思ったんですよね。
カーテンコールになって、
「え？これで終わり？」って驚愕したのですが、
年齢を重ねて、物語を昔よりも理解できて、
この終わり方の重さを感じています。
心が元気じゃないと観れない作品だと今でも思っていますが、
楽曲は素晴らしいし。
観たいけどしんどい。を行ったり来たりする作品。
でも、1人でも多くの人に観てもらいたい。
そう思う作品です。
こんなご時世だからこそ、観てもらいたいです。
私は東山エンジニアと充希キムも観たいので、
もう一度観劇予定です
どうかどうか、
大千穐楽までみんな元気に駆け抜けられますように
この日は、友達と観劇キャンペーンに参加して、
クリスとジョンのコースターをゲットしました
まさかのどちらも坂元さんがやった役という
そしてそして、
まさかの友達から新築祝いをいただきましたー
なんということでしょう
発売当時、最終支払いや引越しやらでの出費が続いて購入を諦めた…
裏切らない芳雄、4時間フェスのDVDです
感謝が止まらない…
そして勿体なさすぎてまだ開封できずにいます
本当にありがとう
もうちょっとコロナが落ち着いたら、
我が家で鑑賞会できたらいいなー
