水面‐Minamo‐の美学 | お魚と作るアクアリウム

お魚と作るアクアリウム

身の丈をわきまえた(知識、経済力、管理能力)範囲で、無理のないアクアリウムをモットーに。海水水槽でミドリフグ(2017.8.9)、淡水水槽でキャリコブッシープレコ(2022.5.1)などを飼育中。

水面大好きアクアリスト




ご覧頂きましたのはミドリフグ水槽の水面

突然ですが…皆様は水面、好きですか?

私は水面大好きアクアリストです


いかに美しく水面を揺らせるか…

少しこだわりがあると言っても過言ではありません


それは…長年の油膜との戦いにあります。

どの水槽も多かれ少なかれ…油膜が出ています。


もう本当に…憎っくき油膜ですね!

油膜はバクテリアの死骸だとか、水槽の富栄養化だとか言われているんですよね?


どちらにせよ、水質が良いとは言えません。

だから油膜は嫌いなんですよね〜…


あと、水草、サンゴなどに光が届きにくくなってしまうため、特に水草、サンゴを入れておられる方から嫌われますよね。


…私は魚水槽として機材を組んでいるので別に油膜が出ても魚に影響しないので良いのですがっ、でもやはり水質が悪いのでは?という事で気になります…


油膜を成敗するために

水面を美しく揺らす事は私にとって重要であります


…そもそも

プロテインスキマー無しでシステムを組んでいるので、水面を揺らす事が唯一の酸素供給方法なので揺らさなければならないんですが。


海水水槽なのにプロテインスキマーを使用していない理由は、現在サンゴが居ない事、そして寝室の騒音問題になるので使用していません。


睡眠の質は私にとって重要です。

ロングスリーパーな生活をしないとADHD(注意欠陥多動性)様の症状が出て仕事に支障をきたすので…医師より睡眠時間を確保するよう指導されました。


薬も試すか聞かれましたが拒否したので、唯一睡眠時間に気を付けて生活しています。そしてもう病院へは通っていないので、発達障害だったとして軽度なものですが(笑)


大人になってから発達障害疑惑を感じるようになった人は軽度なので診断が難しいそうです。数週間入院してその人の1日の行動を全て見て判断しないといけないそうなので…それは受け入れがたく、診断に漕ぎ着けるまでのプロセスを行わず、睡眠だけ気を付ける事にしました。


それはさておき…

プロテインスキマーが私のストレスになるので使用していないという話でした。


え、プロテインスキマーがなくても魚大丈夫なの?…ってところですよね。


魚水槽では硝酸塩もリン酸塩も気にしなくていい!…というのが多数の方の意見のようです。


硝酸塩、リン酸塩のほぼないミドリイシ水槽から、硝酸塩、リン酸塩たっぷりの水槽へ魚が引っ越ししたとすると問題ですが、少しずつ長期間かけて硝酸塩、リン酸塩が上がっていく分には魚に耐性ができて普通に健康に過ごせるそうです。


実際、ミドリフグは硝酸塩平均して50〜70超えの水槽であっても約7年生きているという事は、そういう事なんだと思います。


リン酸塩に関しては6年測ってもいませんから、…多かったのか少なかったのか経過はわかりません!(笑)


とはいえ、プロテインスキマーがあるから海水魚飼育が昔より簡単になったというのは言うまでもなく、わが家の水槽は時代を逆行していると言えます。水槽内のあらゆる成分の蓄積は、プロテインスキマーがない水槽では水換えでしか排出できない事になりますし、常に酸欠との戦いであり酸素供給についてシビアに管理しなければなりません。特に夏場は水温上昇に伴い酸素濃度が下がります…。



さて、茶色い変な長いコケが出ているので最近初めてリン酸塩テストを買ってみたんですが、ルリヤッコ水槽とミドリフグ水槽で数値に差はありませんでした…


実はルリヤッコ水槽ではルリヤッコがその茶色い変な長いコケを食べるので出ていない説が有力なんですが…。


何故ならミドリフグ水槽から茶色い変な長いコケが付きまくったレッドグレープという海藻をルリヤッコ水槽に移した後、ルリヤッコがついばんで綺麗にコケが無くなったので。




こちらルリヤッコ水槽の水面

茶色い変な長いコケの原因となる成分は未だ分からず、ミドリフグ水槽では毎週出続けているので、毎週水換え時にニンゲンギンポが歯ブラシでゴシゴシやってます。

そんなにすぐ増えるコケならダイノスの1種なのかなとか思ったりもしますが…

何故ならダイノスって硝酸塩、リン酸塩がゼロに近い水槽だけでなく、硝酸塩、リン酸塩が多い水槽でも出ると言われているので。

きっと水槽内の硝酸塩、リン酸塩以外の成分の数値とのバランスでダイノス生えてきてしまうのかなとか思ったり。

水槽の中に動物性プランクトンたちヨコエビ?沢山居たんですけどね〜ミドリフグ水槽。目に見えて引くほど水中をうじゃうじゃしてたんですが…多分ほぼ死滅してしまったんでしょうか、最近見ません。そいつ等が居なくなったがために、茶色い変な長いコケを食べる生物が居なくなってしまったのでしょう。

因みに恐らくですが、テールスポットブレニーも食べていたのではないかと思うんです。テールスポットブレニーが元気だった時は茶色い変な長いコケを見かけなくて、なんか最近茶色い変な長いコケがあるな〜と思う頃にはブレニーが弱り始めていました。

そして、我が家では石灰藻がイッッッッ切生えてません!(笑)
競争するコケがないというのも、茶色い変な長いコケが養分を全部独占しているからなんでしょう。

独占禁止法発令するぞコラ物申すムカムカ

でもカルシウムなど添加していない我が家では石灰藻のために添加剤入れないと石灰藻なんて生えませんよ…だって今まで1年以上生えてきてませんから。

サンゴ水槽にするつもりもないのに石灰藻増やしてもな〜…という気持ちで特にコケ対策するでもなくひたすらニンゲンギンポがコケを取るのでした。

そういえば、魚達の体力復活しましたね!
ミドリフグ、ハタタテハゼ、ルリヤッコ、みんな白点病再発していませんし、痒がっていません。

一安心、一安心。
長文、駄文でしたが休日の昼下がりの呟きでした♪