BLACK OUT
テレビ朝日 土曜PM25時10分~25時40分
95年10月7日から96年3月30日
近未来の1999年、様々な科学技術が実用化され多発した犯罪に警視庁科学捜査部の華屋宗一と中園祥子が立ち向かう物語。
一回の放映時間は30分の枠であったが、全後編という形で2週かけて1話放映した(Futurty9のみ三週かけて放映した)。
「怪奇大作戦」のリメイク的なSF犯罪ドラマであった。
Futurty5 の元ネタは怪奇の「恐怖の電話」だが、さらにこの電話を使った音響爆弾(怪奇では熱線)の犯罪というプロットは木曜の怪談サイボーグでまたまたリメイクされるという・・。
ビデオソフト、LDボックス発売 既に絶版
原案 渡辺浩弐「1999年のゲームキッズ」
話数 サブタイトル 犯罪に使われた技術、キャラクター他
Futurty1 DNA クローン人間(譲一郎)
Futurty2 プラズマ プラズマ兵器
Futurty3 ウイルス バイオ・コンピューター・ウイルス
Futurty4 ホログラフ AIホログラフィ、3Dアイドル
Futurty5 CALL 音響爆弾
Futurty6 毒 六千万年前のハエ
Futurty7 パラサイト 改良サンゴ、キジムナー(愛海)
Futurty8 インストール マイクロチップ
Futurty9 SLEEP ドリームアクティブツール
Futurty10 LIFE 冷凍受精卵
Futurty11 Selfshness 遺伝子治療
Futurty12 BLACK OUT (ヒトゲノム解析データ)
「何故、彼女を今まで眠らせていたんですか?」
「科学の進歩が世界をどう変えたか・・、君も分かっているだろう」
「いや、でもそれは今も・・」
「そう、今も同じだ。永遠に彼女を眠らせておいた方が良かったのかも知れん、蘇生させる決心をしたのは個人的な理由じゃ・・」
「個人的な?」
「約束したんだ、私が迎えてやると・・」
最終話、老境の華屋宗一と部下の会話より
すいません、また知名度が低い作品の全話リストやっちゃって。
でもDVDとかが出ている作品と違ってこの辺の作品は誰かがやらなければ残らないんですよ。
僕がやらなきゃ~誰がやる~って感じです。
怪奇大作戦の影響をこの作品から語るのは簡単ですが、この作品の出来そのものもかなり良かったと思います。
逆に円谷でいま怪奇大作戦をリメイクしてこれほどのモノになるかどうか・・。