ターンテーブルの隙間

身を削る針

同じフレーズまた

繰り返している


哀愁に恋文

矢のような言葉で

メロディは甘くて

いつも諦めていた


針に遅れたノイズが
痛む心洗い流したら
海の向こうまで続くような

エンドレスリピート


二人して
不器用なダンサー

憎み悔やんで知っているのに

まだ踊る

それとも宵の口?


二人 汗を流すダンサー

痛み傷つく暇も無いのに

まだ踊る

ほんの少し笑える



貴方 孤独なダンサー
高く弧を描き誇る

孤独と餓えに怯える
躍り続ける

汗は簡単には拭えない



ターンテーブルの隙間


願わくば
ラストダンスで
口づけを
何か伝えたいこと

皮をはがした

缶詰の中身

そのまま


歌いきれない旋律が

ワルツに乗って

流れてくように

そのまま




不器用な運転で

淡いリズム刻んで

笑っていたあの日

貴方とどこまででも
飛べた



何か伝えたいこと

宝石箱の

あっけない中身

そのまま

くれてしまわないなら

その手はもう

守れないから

そのまま




無邪気な毎日は

型どられてゆくから

魅力的な傷や

淡い過去よりもっと

思わせ振りなら

僕は笑わないよ

本当の翼は

白く汚れていた



何か伝えたいこと

皮をはがした

缶詰の中身

そのまま


歌いきれない旋律が
ワルツに乗って

流れてくように

そのまま


奪わないで


私の進んだ道を


奪わないで


私の泣ける場所を


触らないで


トゲの塊を


奪わないでよ


大事なもの






照れ隠しや


大事なものや


真意を見ない瞳で


汚さないで


下らないこと







私のたった一つの場所を




奪わないで


奪わないで





触れれなくても


大事な手のひら


その瞳




食べ尽くした