今日のテーマは「なかなか行動を変えられない時の対処法」です
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*ケース別行動を変える方法
行動を起こす時、
様々な理由で行動を変えられないことがあります
そこで、ケース別に行動を変える方法をご紹介します
①気分がひどく、行動を起こせない
うつ気分が強い時などは行動が面倒くさく思うことがあります
その時は思い切って何か一つでも行動することが、
気分改善への第一歩です
もしベッドから出るのも苦痛な時は、
起きて歯を磨くだけでもいいでしょう
また、週間活動記録をとることで、
1週間のうちどんな行動をした時に自分の気分が楽になるかを知ることができ、
その気分が楽になれる行動を繰り返し行うことで、
つらい気分を徐々に軽くしていきます
②不安や恥ずかしさで行動できない
人からどう思われているかが気になって行動が取れないときは、
不安が少なくて済む行動から実行に移していくような工夫をします
例えば、自分の行動リストに不安の高いものから書き込み、
その一番下の項目から実行してみます
そうやって一番下の項目が達成できれば、
一つ上の行動をしていくようにします
時には、家族や親しい友人の手を借りるのもいいです
③つい行動を先延ばしにしてしまう
「今は気分が乗らないから、あとでやろう」と、
行動を先延ばしにしてしまう場合があります
しかしその場合、
最初に気分がありきではなく、最初に行動ありきなので、
どんなに待っていてもやる気が向こうからやってくることはありません
先延ばしのメリット・デメリットを考える時に、
難易度・満足度シートを作成して記入してみます
シートの左には行動の内容、
シートの右にはその行動の難易度と満足度を予想→結果の順で記入します
すると難易度は予想より低く、満足度は予想より高くなることがわかります
自動思考を「認知」するだけでなく、
その問題を解決する「行動」をできる限り見つけて実行していく
この作業を続けていくと、本当の自己解決に至ることができます
行動することがしんどい・辛いなと思ったら
純子先生の7月の心のおやすみ相談室