
ハワイでも昨年からBIKIが導入されました。
ブルーで統一されたBIKIの自転車がPRされていますね。
そして日本でも同様に自転車シェアリングが増えてきました。
ハワイと日本の違いは自転車に対する交通ルールの徹底でしょう。
ハワイでは取り締まりも厳しいですね。
特にカラカウア通りなどの一方通行では逆走することが出来ません。
日本だって逆走は禁止されているけど,日本のルールはとてもファジーです。
歩道を縦横無尽に走る。
信号を守らない。
車道を逆走する。
なんでもありの治外法権状態です。
なぜこのようなことになったのか。
そこには歴史的な事情があるのです。
昭和40年代,日本はモータリゼーションの時代を迎えました。
狭い道路に自転車があふれたのです。そ
の結果,自転車と自動車の事故が多発しました。
そこで国では歩道を自転車で走ることを認めたのです。
国は自転車が軽車両であることを封印してしまったのです。
その結果が,現在のようなルールを無視して走る無謀な自転車ユーザーを生んでしまったのです。
先進国でこのような国は日本だけかもしれません。
最近になって国もようやく重い腰を持ち上げました。
「自転車が車両である」ことを原則としました。
そして,自転車道,自転車レーン,自転車専用道などの道路整備を行うようになりました。
しかし,自転車ユーザーへの周知が徹底されていないため,かえって自転車と歩行者の事故が増えるばかり。
歩行者が死亡すると言った重大な事故も目立つようになりました。
昨年になって,国土交通省,警察庁は,「安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン」なるものを改定し,自転車は原則として車道を走ることを奨励することとなりました。
都道では車道の端に自転車のマークと矢羽根がペイントされたり,ブルーカラーの舗装が増えたことに気づかれた方もいらっしゃるでしょう。
でも,制限速度が50Kmの国道を車と並んで走るなんて怖いですよね。
国の取り組みと現状が一致していないことがよくわかります。
国道の幅員を広げることが出来れば解決できるのだけど。
理的に不可能です。
これまで自転車に対する政策を真剣に取り組んでこなかったつけが回ってきたということでしょう。
自動車,自転車,歩行者が安全に通行できるような交通システムの構築が早急に必要ですね。
これから3回に渡って自転車について書いていこうと思います。