梅雨に入ってから心もすっきりせず、の日々。

仕方ないよね、梅雨だしね・・・と若干投げやりながら、

自分を納得させております。

 

こういう気分が下がった時ほど、「引き寄せ」とか、

「パワースポット」とか、そういうのに縋りがち・・・

 

でも、そういう落ち込んでいる時のお願いって、

「不足」に焦点を当てちゃうから、

希望する方に行かないんだって聞いて、あぁ、なるほどね、と。

 

お金が足りないから欲しい、とか、

つまらないから楽しいことが起こってほしい、とか。

 

負のスパイラルの真っただ中にいる私は、

この負を断ち切るためには、無いものよりも、有るものに

積極的にピントを合わせていかなきゃ。

 

 

負のスパイラルと言えば、ゴールデンウィーク前あたりから、

やたらと車の事故が多かったですよね。

実はこれも、思考の現実化なのかもしれないな、とある本を思い出していました。

 

それが、こちら↓

以前もご紹介した、作詞家 いしわたり淳治さんの「うれしい悲鳴をあげてくれ」

 

この本の「イメージと未来の話」の中で、

いしわたりさんが執筆されていた当時、

立て続けに飛行機事故があったことに触れられています。

もしかしたら、乗客・スタッフの多くが事故のニュースを見て、

搭乗時にそれをイメージしたことが原因なのかも、と。

 

この本自体は2007年頃に連載されていたものをまとめたもので、

2014年に文庫化されたのですが、

偶然2014年にも立て続けに飛行機事故が起きていたので、

そのことにもちょっとビックリ。

搭乗者のマイナス心理が不安を掻き立て、事故が続いてしまったのではないかと、

ちょうど私も同じことを考えていたのです。

 

この最近の車の事故も、「また起きてしまいました!」と、

次々とニュースで報じられる。

それは少なからず、ドライバーに心理的な影響を与えていると思うのです。

年齢にかかわらず、そして、歩行者を巻き添えにしたことで、

歩いている人にも影響を与えている。

っていうことは、もう町中が不安だらけ。

車の話に限ったことじゃないけれど、

テレビではマイナスの側面しか報道しないことが多くて、

やたらと見る人の不安や不満を煽ることが多い気がするのです。

 

難しいことだけれど、願うならば

「みんなが安全運転を心がける社会」

「譲りあい、思いやる心を持つ社会」であるべきなんだろうな・・・

 

いやいや、ほんと、集団心理というのは恐ろしいもので、

身近なことだと発表会で誰かが緊張し始めると、

自分もつられて緊張してくるとかね。

周りに左右されない、穏やかな心を持てるといいなぁ。

(特に今の私)

 

ところで、この「イメージと未来の話」には、

それっていわゆる引き寄せの法則ですよね?っていう個所があります。

 

「成功の明るいイメージを持っていれば、成功という明るい未来がやってくる」

「自信がなくて失敗のイメージが強かったりしたら当然、失敗という未来がやってくる」

 

野球少年で例えてあるのですが、なるほどなって思います。

成功している人というのは、引き寄せの法則なんて知らなくてもちゃんと理解して、

それに沿った未来を自分で作っているのですよね。

 

失敗した経験は、どうすれば良かったかだけをピックアップして、

その時の感情は手放すこと。

要は「心の持ち方」がいつでも鍵なんだなと思います。

私も不安なことは然るべきところで相談して、過ぎ去ったことはもう忘れて(笑)、

せめて心はカラッとした梅雨にしたいと思います。