ザリガニの飼育から学ぶ。 | るーずlife

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50代ほぼおひとりさまの主婦の日常!

おとといの夕方、パパが ザリガニの水槽に入れる水草を買いに行った。


ザリガニの赤ちゃんが いっぱい増えたからだ。


ザリガニはパパさんが買ってくるが、


主に面倒を見ているのは、 いきもの係りの三男。


三男は、小さい頃から 虫やら ザリガニやらが好きだ。


ザリガニに関しても 色いろパソコンで調べたり、本屋さんで調べたりしながら


飼育している。



そんな 大事なザリガニ達が、昨日の朝 起きたら 全滅しかけていた!


慌てて 三男をたたき起こす、いったい 何があってこんな事になったのだろう・・・


かろうじて 1匹と、赤ちゃんザリガニは助かったけど、


何十匹もいた 小さなザリガニや、大きいのも2匹死んでいた。


原因を みんなで考えていて、パパさんが


『昨日買って来た水草だ。』っと 気づく、水草自体に病気があったのか?


もしくは 薬などが原因ではないかと あれこれ考えて、


開店する時間を待ち 早速 お店にTELした私。


お店が水草の管理をする時 薬などを使っていないか?


今までもこういった事はあったか?


などなど。


電話に出た お店の人の反応は、 お店では薬は使っていないし、


こういった問い合わせも始めてだとの事。


なんでこういうことが起きたのか 原因になりそうなことを知りたかった私に対しても、


今後こういうことがない様にこちらでも 調べて 気をつけます。で 終わらされた・・・・。


電話を切った後も その対応に納得が行かない私、


余計にもやもやして もう一度電話をかけなおした。メラメラ


もうこの時点で かなり熱くなっていた私!


電話に出たのは、さっきの店員さんだ。


明らかに 一度目の電話の時より 語尾がキツクなる私に、


相手も さっきの雰囲気とは違い 低姿勢ではあった。


私が知りたいのは なんでこうなったかの原因と、

こういうことがあったという事実を知ってもらいたいのと、


これからもザリガニを飼っていくうえで 水草を買ったが為にザリガニが死ぬような事があっては大変だから、


業者に問い合わせて原因になりそうな事を調べて 連絡を下さいと話した。


そして もちろん 水草が原因ならば 代金も返してくださいと話して 電話を切った。


なんだか朝から そんな出来事でかなりテンションも下がったままの一日。


仕事が終わって 帰宅する頃 お店の人から電話があった。


原因は、やっぱり 水草だった。


業者の方の話では、 水草を育てる時に農薬を使うらしく、


いつもは袋に水が入った状態で小分けして売られている水草を買ってくるのだけれど、


その日に限っては、いつもの小分けされたのがなく、


水槽から直接売っていたのを 買ったらしい。


どちらの売り方もあるらしいが、たまたまその日に届いた水草だったので小分けもされず、


いつもはパックの中で 農薬も薄まっていたのだろうが、


その日は届いたばかりの物だったので、そうではなかったのだろうとの事だった。


今まで同じ店で何度も水草を買ってきても大丈夫だったのが、


今回はそれが 原因になったのだ。


理由が分かって納得した反面、お店の人の朝の対応に腹がたってきた。


お店では薬を使っていないって言ったことや、今後こういう事がないように気をつけます。


とは 言ったものの、本来なら 本当に調べようと思うなら、


調べて連絡しますって 言うのが当たり前なんじゃないの?!っと 怒りを爆発させてしまった私。


そして 育てる過程で農薬を使っている事を知らなかったのか?という事や、


本来なら水草は 甲殻類には入れない物だという話をされ、今までもそこのお店で ザリガニと一緒に水草を買っても そんな説明自体を受けたことがない話など など。。。


お店では一応 POPで 表示はしていたらしいが、 詳しい説明など聞いたこともなかった事などを話した。


でも、一番腹立たしかったのは、こうなった原因を調べようとする気持ちが感じられなかった事。


それに対して私が強く言うと、店員さんも 『本当に申し訳ありません。私の対応が悪かったばっかりに・・・』と

繰り返し、あげくには『私は本当に駄目人間なんです。』っと言い出した。


その 駄目人間って言葉に 余計に腹が立って、激怒する私。


『駄目人間って・・・

あんたが駄目人間だろうが 何だろうが、そんな事 私に関係ないから~!』ぷんぷん

っと、怒鳴ってしまった。


駄目人間って言葉にも腹が立ち、なんで自分の事をそんな風に言うんだろうって なんだかなんとも言えない気持ちに余計に腹が立った。


そんな こんなのやり取りがあって 言いたい事も言ったらスッキリし、


結局、水草の代金はもちろん返してもらうことになり。


ザリガニに関しても、今まで飼っていたザリガニを弁償してくれることにはなった。


ザリガニを3匹 。小さいザリガニに関しては 数など分からないからもちろん お断りしたのだけれど。


水槽の砂利も結局 交換してくれることになった。


弁償してほしくって電話した訳ではないんだけれど、結局は こういった事で納得したのも矛盾を感じてはいる。




そして 電話で 自分を駄目人間と言っていた店員さんは、全然 いい人だったのだ。


電話では 年齢も分からない、 だから いいおっさんが 自分を駄目人間呼ばわりしてるのかと思いきや、やって来たのは うちの長男と同じくらいの年齢の男の子だった。


駄目人間って言葉、彼にとっては私が思うほど深くない言葉で使っていたのかも?しれない。

もしくは、いつも 職場でそんなふうに 言われることもあるのかなとか、色いろ考えてしまった・・・。


ザリガニを届けに来てくれて、おまけに大きな水槽もきれいに清掃して、


ザリガニの育て方に関しても 私が聞くことに対して 親切に教えてくれた。


汗を流しながら、我が家のお風呂場で水槽を熱湯消毒し、


テキパキと仕事をする姿に さっき電話で怒鳴った自分が恥ずかしくもなった。


帰り際 外まで見送る三男と私。


『さっきはキツイ事言って ごめんね』っと謝った。

(いまさらだけどね・・・)(*v.v)。


そして『 いろいろ 丁寧にしてくださってありがとうございました』っと

言うと 店員さんも いい笑顔で 『これからもよろしくお願いします』っと

深々と礼をして帰っていった。


私も深々と礼をして見送った。


家に入ると、息子達が みんな 白い目で私を見る・・・。


お母さん ありえないっしょ~っと・・・。


あの人 めっちゃ いい人でしょ~・・・。っと


みんなして 店員さんを気の毒がっておりました。


ごめんよ 店員さん。


あなたの仕事ぶりは、とっても立派で格好良く見えましたよって。


同じくらいの年の息子を持つ親としても、果たして家の息子だったら あのような対応ができたかというと


そうではないと思う。


今後は私も感情的にならず もっと大人らしい対応をしようと 考えさせられた一日でした。



ザリガニの飼育から学ぶ 大人のありかた。


反省の日でもありました。


そして 改めて 一番初めの対応がどんなに大事かという事と、


話し方についても、 店員さんの横柄に思えた話し方も 顔を見て話せば こういう話し方の人だったんだと 知ったこと。


電話の応対についてと、 私は感情的になり過ぎない事。


それも 学んだ一日でした。