叔母の贈り物。 | るーずlife

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50代ほぼおひとりさまの主婦の日常!

2年前の11月叔母が亡くなった。


それから一年後の昨年 叔母が亡くなる前に、

これだけは絶対に私に送ってといっていた物が送られてきた。


そう伝えられ、どんな物が届くのか検討も付かなかった。


じいちゃんや ばあちゃんの写真と

家の家族の写真だった。


亡くなる年の春に我が家に訪れた時の写真だった。


子供達の笑顔と、忙しい朝の私の様子を写したものだった。


叔母は友達の様な存在でもあり、

時には私の母親の様な気持ちで 思っていてくれたのかも知れない。


写真の他にはたくさんの指輪や、時計が送られてきた。

箱を開けた瞬間

あまりにもたくさんの物にどうしょう。。。っと困り果てた。


派手だった叔母には、私に似合うようなアクセサリーはない。


イミテーションから本物まで

とにかく着飾ることが好きだった女優の様な叔母だった(笑


送られてきたダンボールはそのまま部屋の隅に置き、

一年が過ぎた。。。


それが先日、

そのままだった箱の中身を整理しょうと思わされた。


本当に突発的に。


それは一枚の広告だった、

貴金属から時計の買取の広告だった。



薄情かもしれないが、

使わない物を家に置いてあっても、結局は誰かが処分しなければならない。


この箱が送られてきたとき あるサイトにこの事を投稿したら、

pumpooさんに処分してほしくて送られたのではないですかっというコメントをもらった。


でも、その時はただそのまま置いておく事しかできなかったのに、

今回はなんだか不思議とすんなり、叔母の遺品を持って行けた。


一緒に若い頃に自分で買った指輪や、

パパに買ってもらったネックレスや指輪など何年も使わないものは潔く持っていった。


叔母からの贈り物は思っていた以上の金額に正直おどろいた。

高価なものはみんなが分けた後の物だったので、

イミテーションばかりかと思っていたので・・・・!


送られてきた時は、なんで叔母は私にこの様な物を送ってと、

頼んでいたのだろう・・・っと

不思議だった。


でも、叔母と私は今までも結構通じ合っていた。


ユミなら分かるよね~っと色んな

不思議な感情が通じ合うところがあった。


今回も叔母からのお願いだったのかなぁって思った。


先日 いとこに念願の第二子が誕生した。

ず~っと待ち望んでいた赤ちゃんは女の子だった。


私もお祝いを贈ろうと準備していたタイミングに今回のできごと。


あぁやっぱりね~っと思い、

今回のお金は叔母からのお祝いも、ということで 一緒に贈ってあげた。


きっと いとこにお祝いを贈ってあげたかったんだな~って

なんだか ジーンときた。


そんな話をいとこにもし、お祝いとして受け取ってもらった。


わたしもなんかすっきりした。


声もきこえないし、なにもかんじないけれど、


きっと いつも みんなの事を見守ってくれていて、


いいタイミングでなにかを伝えてくれているんだなって。


でも でも 本当に派手好きで物持ちのいい叔母の品々はかなりの物。


私がこういうアクセサリに関心がないのを一番知っているのが

叔母だっただけに、今回の贈り物の意味がやっと分かりました。


ちゃっかりしている私の性格もよ~く分かっての贈り物だったんだなってね。