順調に夜ランが続いている。
中1日で、週5日走ってる。
この間の日曜からはコースも拡張。 約3キロだ。
5キロが目標だけど、まだまだキビシイっぽい。
昔からジョギングを日課にし始めると、10日もすると
背中と腰が痛くなってたけど、忍者氏のアドバイス通り
シューズを良くしたらまったく痛くない。 やはり靴は大事なんだなぁ。

▲山間の標高600m近い場所に、ポツンと黄金色に輝く場所があった。

▲忘れちゃいけない「御在所山」。 山容に特徴をもつ。
集落に住むじいさんに、巨大なキュウリをもらった。
それはそれは大きく、そこらに売っているキュウリのそれとはまるで違う代物だ。
海老と煮つけると、冬瓜のようにトロけてうまかった。
じいさんから色々と話を聞いた。 山を望みながら、土地の人から語り継がれた話を聞いていると
途方もない時間の流れや、そこで育まれた歴史を思い
すぐ目の前にある山でさえとてつもなく大きく見え、自分には到達できないような錯覚にさえおちる。
この景色を見たとき、すぐにこの一節を口ずさんだ。
「その者 青き衣をまといて金色の野に降り立つべし。
失われし大地との絆を結び ついに人々を青き清浄の地に導かん。」
風の谷のナウシカより ~青き衣の者~

▲ほどなくアリラン峠(矢筈峠)。 とは言っても家からここまで1時間半近くの道程。
トイレをすませ、あえて重くしたザックを背負うと登山口へ急ぐ。
もう登りたくて仕方がない。

▲矢筈山の登山口。 熊の絵に一瞬ひるむが、そんなの知ったことではない。

▲登山口から数分はトラバースの快適なアプローチが続く。 鼻歌まじりで進む。

▲高度があがるにつれ、眼前をさえぎる樹木群が姿を消していく。

▲稜線に出るのか。 それとも天に続いているのか。
国土地理院の地図を頼りに登ったんだが、事前調べが十分じゃなく
矢筈山の頂に出るとおもったら、峠にでてしまった。
しかもそこには10人ほどの、ジジィとババァシニア集団が。
向こうも、若いのがひょっこり一人で現れたので少々驚いたようだ。
聞くと、すぐ右に見えるピークが矢筈山らしい。 おそらく一人だったら
左に進路をとったと思う。 そうなると気づくと小桧曽山に着いてしまうわけだ。
ジジィとババァシニアのみなさん、ありがとう。

▲「矢筈山」1,606m。 他県にもあるので「土佐矢筈山」と差別化して呼ぶらしい。

▲矢筈山の三角点。 三等三角点「坐35」 基準点名:矢筈山 ごちそうさま!

▲一人なので、かっこつけてセルフモードで撮影。 なかなかうまく撮れない・・・・・。
ここで、瓶ヶ森に行ってるであろう所長(実際は別山に変更)と
忍者氏と奥さんにメールでこの日の目標到達を知らせる。
だが時間はまだまだ早い。 11時前だ。 これで帰るのはあまりにももったいない。
そこで、こういう時のために計画していた「小桧曽山」へ足を延ばすことにする。

▲矢筈山から小桧曽山への稜線をのぞむ。 こんな眺望を前に、ここを歩かずしてどこを歩くのか。
陽の光で青くかがやく笹原を、目をほそめてしばし眺める。
他の山をしらない自分が言うのもおこがましいが、厚かましい性格なので敢えて言おう。
このルートは、屈指の好景観ルートではないだろうかと思う。 すさまじいヒーリング効果だ。
ベホイミ・ベホマでもここまで効かない。
矢筈山をあとに、一路「小桧曽山」(こびそやま)へ。
さきほどの峠まで下りると、シニア組はランチをとっていた。 3人が綱附森に行き
4人ほどが小桧曽山に向かったそうだ。 うまくいくと追いつけるかもしれないな。
でも自分は気ままなソロ登山。 ババァ熟女を追いかけても仕方がない。
ゆっくりマイペースに行こう。 この景色を楽しみながら。 一歩一歩かみしめながら。

▲峠を過ぎたあたりで矢筈山を見返る。 その向こうに見えるのは白髪山? 右は綱附森。
途中、ブナの林に入る。 樹間を縫うように軽快に下り、その先に待っていたのは
これまた素晴らしい景色だった。

▲この景色を安っぽい言葉で形容するのはやめよう。
少し歩いてはシャッターをきる。 また歩いてはシャッターをきる。
この日の自分は、まるで「スチュワーデス物語」の松本千秋のように、ドジでノロマな亀であった。
一向に前に進めない。 それだけ見入ってしまう。
時折雲が陽をさえぎるが、しばらくするとまた笹原を青く輝かせる。
空の青と、笹の若草色。 そこに雲の白がコントラストになり
見ていて全くあきない。 少しキザだが、厚かましい性格なので臆さず言うが、
下界にはない世界がここにはあった。

▲笹原をつらぬく1本の筋。 それを追いかけどこまでも歩きたくなる。

▲目の前のピークから2人の登山者がおりてくる。 絵になるなぁ。

▲「ニセ小桧曽」と呼ばれるピーク。 1,541m。 ニセの割に本家より標高は高い。

▲ニセ小桧曽を過ぎると「京柱峠」への分岐に出る。 アプローチが北に伸びている。

▲ここで鹿の食害らしき現場をこの目で見た。 かなり深刻に感じた。

▲アプローチのいたるとこに転がる麦チョコ鹿の糞。
この日は鹿の存在は感じなかった。 警戒音すらも聞こえなかった。
出会ったら、とび蹴りをくらわせ鹿バーガーにしてやる算段はしていたのだが。 惜しい。

▲本日の2山目。 「小桧曽山」1,524.7m。 笹山とも呼ばれている。

▲小桧曽山の三角点。 二等三角点「周13」 基準点名:笹 ごち!
ちょうど昼の時間だ。 時間通りに事がすすむと気が楽になる。
豚キムチラーメンであたりにキムチ臭を漂わせながら、麺をすする。
そのあとは、コーヒーをのみながらお気に入りの音楽を聴いて
景色を愉しむ。 日頃の喧騒や仕事の波をすべて忘れ、頭を空っぽにしよう。(元々空っぽという話もある)

▲矢筈山を挟むは、左の「天狗塚」と右の「綱附森」。 いい写真が撮れた。
このあたりからやたらと電話がなる。 おれは今、山にいるのだ。
そこには文明の力の存在など許されない。(デジカメで散々撮ってて何ですが)
さぁ、小桧曽山ともそろそろお別れの時間だ。
ここでの時間をずっと楽しんでいたい気持ちだが、ここで暮らすかと聞かれれば即答でノーだ。
鹿とランデブーする気はない。

▲最初の矢筈の峠付近まで戻ると、下からあがってくる登山者の姿が。

▲でたぁ! 大栃山系の麓にすむ忍者氏。 こんなとこで奇遇ですなぁ。(そんなわきゃない)
さっきからしつこい電話の主だ。
実はこの日の朝、稲刈りをする忍者氏の横を通り過ぎたせいか
やたらとどこまで進んだだの、どこまで戻ってきただのとうるさいのでプチ死神が発動し
「そんなに知りたきゃ上まであがってこい!」(`ε´)
というとホントにあがってきた。(ホンマです)
本人いわく、「まさか山頂に呼び出しくらうとは思わんかった。」ということだが
会いたかったと本心を言えばいいではないか。

▲さすがの鉄人もこのキノコには手を出さず。
アリラン峠に戻ると時間は14時50分。 そこそこの距離の割に時間に余裕をもって終了。
このあとは、二人で探訪にでたがそれは暇ができたらアップするか。
さて。 矢筈山の次はと。
考えたら、やっぱお隣の「綱附森」だな。

▲ジェイソンありがとね。 久しぶりに楽しく登れたよ。 また誘ってねん。
休止後のクライミングは、心のそこから楽しく感じた。
やっぱりオレは、岩登りが好きだ。