造影CTを撮りました。 | あしたの空色
今日、腹部と胸部のCTを撮りました。
造影剤にアレルギーが出たため 今日はアレルギー予防の点滴をしてからの撮影でした。
夜になって主治医から簡単に結果を聞きました。
術後の経過は悪くなかったのですが 腹膜播種した腫瘍は大きくなっていました。
去年の夏に体調を崩して以来 食事も十分に摂れず運動もせず その上生死を彷徨い 
ガンが小さくなってる可能性は一つもなかったので ある程度覚悟はしていましたが
やっぱり 現実を突きつけられるとショックでした。

主治医は食事もある程度摂れるようになってきたし このままガンが大きくなるのを
手をこまねいて見ているのはもったいない。早期に抗がん剤を始めた方が良いのではないか
という考えです。
以前にも低用量のシスプラチンとTS-1を併用する案を提示してくれましたが その時は毎日吐き気に悩まされている状態で とても抗がん剤のことなど考える余裕はありませんでした。
それにこの病院は自宅からも遠いし 今診てもらっているのは外科ですが 抗がん剤を受けることになれば婦人科でということになるので 出来たら自宅から近い病院へ移った方が良いのではないかと提案されています。

詳しい話は来週ですが どうしたものか・・・・。
やっと吐き気が治まって少しずつだけど食事も摂れるようになったところなのに 抗がん剤を始めたらどうしたって副作用に悩まされることになる。
それに今まで散々抗がん剤を受けて来た私は 抗がん剤にどれだけの効果が期待出来るのか どうしても懐疑的になってしまいます。

家族は 抗がん剤やワクチンをやってきたからこそ 今まで一気に悪化しなくて済んだんだと言います。
それも事実かも知れません。
でも 抗がん剤を受けることによってもっと体調を崩して死期を早める可能性も十分あります。

今のところ痛みもなく 体調は少しずつ良くなっています。
でも いつまた痛みが起きるか 腹膜播種片が大きくなればまた腸閉塞が起きる可能性も十分あります。
それがわかっていて放置するのも不安ではあります。

あ~あ。せっかく退院が決まって喜んだのも束の間 ちょっと憂鬱な夜です。