Le cafe Riche@ Montpellier | Pumio en vrac♪

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モンペリエの数あるカフェの中でLe cafe Richeが一番好きです。モンペリエの街のメインな広場、コメディ広場という大通りの場所にあり、ロケーションがいい。この場所で何も考えずぼ~っとして通行人の顔の表情などを見るのが楽しいですにひひ


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飲み物は大体4ユーロから6ユーロぐらい。何回か利用しましたが、エスプレッソやココナッツミルクなどの飲み物を頼みました。ココナッツミルクはクリーミーで甘さが少々強烈でしたが、美味しいかったです。


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フランスでは大体、コーヒーの横にビスケットが添えてあります。高級なお店になるとビスケットでなくチョコレートになるそうです。


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画像ではわかりずらいですが、お店の前にタンバリンを持った10歳ぐらいの少女が立っています。隣にはサングラスをしたオジサンがアコーディオンを持って立っている。これから演奏するのであろうが、なんでまだ10歳ぐらいの少女が演奏するのだろうと奇異な目で見てしまった。少女も少女で、遠くから僕のことをあたかも存在自体邪魔という感じで険しい目つきでじっと眺めていた。その表情は何かを見計らうような感じにも見えた。やがてサングラスをしたオジサンが体全体でリズムをとって演奏し、それに合わせて少女がタンバリンを鳴らし始める。緊張の糸が解けた感じで強張った表情が一転して明るい表情に変わった。無理やり笑みを作ってる感じにも見えた。
音楽の題名はわからないが明るく滑稽な感じの音楽がモンペリエの街を遠慮せず鳴り響く。それには反して視線がそこに向かっている人は少なかった。僕は一生懸命、タンバリンを叩いている少女に胸を打たれ少女の不機嫌そうな険しい目つきを思い出しては半ば警戒しながらじっくりと演奏を眺めた。やが演奏を終え、再び街は人声で溢れ返った。演奏はしばらくたってもなく、もう終わりかと思い始めた瞬間、少女が驚くことに大きなカップをもってカフェのお客に近寄ってお金を集めていた。毎日のようにお金をせがまれるせいか、かわいい少女に目を全く向けず、お金をやらないオジサンとか多かった。順々に回って不機嫌そうに睨めつけた少女が笑顔で、とうとう僕の前に立った。財布の小銭に目をやると1ユーロ以上の硬貨がなかったので、全部の小銭をカップに入れた。合計すると1ユーロにも満たないがかなりの量であった。少女は嬉しそうな笑顔に変わり、何度も何度も振り返って、あどけない笑顔を僕に振り巻いて去っていった。この少女は何者かというとジプシーという無国籍の可哀そうな人種である。国籍がないので当然、住居もなく学校にも行けない。集団でキャンピングカーで街を転々とし、時には葡萄畑の手伝いなどして細々と生計を立てているそうです。たまに南仏をドライブしているとキャンピングカーの集団を見るがこれもジプシーである。キャンピングカーを買う資金があるのは不思議であるが盗難車という噂もある。ジプシーはルーマニアに多いそうですが、フランスが受け入れているのは不思議である。日本のような島国でもないのでいちいち取り締まるが大変なだけかもしれないが。この先もずっと無国籍のまま続くのだろうか。


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夜になると飲み物が一気に8ユーロぐらいになります。こちらはダイキリというカクテルの一種です。


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夜になると東京でいう渋谷の若者同様、モンペリエの若者は何の目的もなくジベタに座ったり、立ったりしながらお喋りをして時を過ごしています。モンペリエ市民はパリ市民と違ってのんびりとして、悪く言えば田舎臭い気質です。ずっと東京育ちの僕から見るとパリ市民のほうが共感を得ます。