本日の日経新聞朝刊の半導体興亡史が面白かったです。
なぜ現在の日本の半導体産業は、世界の後塵を拝する様になってしまったか。
その原因は、円高・人件費高騰などの経済環境や、チャイワン(台湾+中国)や韓国、インテルなどの競合との競争といった外部環境だけでなく、自社の内部環境にも要因があったのではないか。
日立製作所は、年度ベースの計画的な予算主義という官僚的な企業経営のため、臨機応変に対応しなければならない半導体産業の投資判断を阻害し機会損失してしまい、相乗して半導体関係者の出世の道も閉ざされ、自ずと衰退の道をつくってしまった・・・という内容。
自分の会社でも主力である自動車部品製造以外に、過去に新事業と称して様々な自動車部品以外の事業を起こしておりますが、なかなか芽が出ません。
決定的に違うのは、製品開発プロセス(ビジネスモデル)です。
自動車の場合は、概ねフルモデルチェンジの頻度が4年に1回のため、4年の間に新製品を投入すればいいのですが、過去に事業化していた携帯機器は半年に1回でしたので、とても自動車部品のやり方での新製品投入など、どだい無理な状況でした。
自動車部品からみれば、生煮え状態で市場に出荷せざるをえず、当然ながら市場に出せば自動車部品より品質問題も多いので、新事業の責任者は絶えず叱責の対象に。
もちろん、当時の経営層は自動車部品の経験者ですので、その様な価値観が経営層を支配しております。
もちろん、新事業出身者は出世などできないでしょう。
まさに日立で起きた構図と整合が取れています。
日立も元は電力・プラントなどの重電関係がルーツですので、半導体とは対極に位置する産業です。
これは結局は、人・組織に起因する問題かと考えます。
新事業を起こさなければいけないということで、新事業部門を興したものの、やり方は旧来という足かせをしてしまい、結局は成果が出ずに消滅(自滅)してしまう。
これも一種のイノベーションのジレンマなのでしょうね。
やはり最低でも機能分社化し、本体から切り離すことで足かせは取るべきなのかなとも思います。
自分が大学院に行くことができたら、こんな部分について研究してみてもいいかなぁ・・・。
この記事はまだ継続するので、これから日曜日が楽しみです。
なぜ現在の日本の半導体産業は、世界の後塵を拝する様になってしまったか。
その原因は、円高・人件費高騰などの経済環境や、チャイワン(台湾+中国)や韓国、インテルなどの競合との競争といった外部環境だけでなく、自社の内部環境にも要因があったのではないか。
日立製作所は、年度ベースの計画的な予算主義という官僚的な企業経営のため、臨機応変に対応しなければならない半導体産業の投資判断を阻害し機会損失してしまい、相乗して半導体関係者の出世の道も閉ざされ、自ずと衰退の道をつくってしまった・・・という内容。
自分の会社でも主力である自動車部品製造以外に、過去に新事業と称して様々な自動車部品以外の事業を起こしておりますが、なかなか芽が出ません。
決定的に違うのは、製品開発プロセス(ビジネスモデル)です。
自動車の場合は、概ねフルモデルチェンジの頻度が4年に1回のため、4年の間に新製品を投入すればいいのですが、過去に事業化していた携帯機器は半年に1回でしたので、とても自動車部品のやり方での新製品投入など、どだい無理な状況でした。
自動車部品からみれば、生煮え状態で市場に出荷せざるをえず、当然ながら市場に出せば自動車部品より品質問題も多いので、新事業の責任者は絶えず叱責の対象に。
もちろん、当時の経営層は自動車部品の経験者ですので、その様な価値観が経営層を支配しております。
もちろん、新事業出身者は出世などできないでしょう。
まさに日立で起きた構図と整合が取れています。
日立も元は電力・プラントなどの重電関係がルーツですので、半導体とは対極に位置する産業です。
これは結局は、人・組織に起因する問題かと考えます。
新事業を起こさなければいけないということで、新事業部門を興したものの、やり方は旧来という足かせをしてしまい、結局は成果が出ずに消滅(自滅)してしまう。
これも一種のイノベーションのジレンマなのでしょうね。
やはり最低でも機能分社化し、本体から切り離すことで足かせは取るべきなのかなとも思います。
自分が大学院に行くことができたら、こんな部分について研究してみてもいいかなぁ・・・。
この記事はまだ継続するので、これから日曜日が楽しみです。