社内研修が終わり、明日からは通常業務に。


週末まで、定時間内は会議で埋め尽くされているため、自分の時間は夜から。。

あ~、やだやだ。。



夏休みの期間中に、今まで読みたくて仕方がなかった高野さんのルポルタージュ、「謎の独立国家ソマリランド」を読みました。

高野さんは、ミャンマーやアフガニスタンなど、日本人にとって危険な地域へ乗り込む”探検家”です。

自分も何個も命を持てるのであれば、その様な挑戦をしてみたい。

一つの命でチャレンジしている高野さんを、たいへん尊敬いたします。


そんな高野さんが、アメリカが介入に失敗したソマリアへ堂々と乗り込んだ見聞録です。

現在、ソマリアは3つの地域国家に分かれており、その中でもエネルギー資源も農業・工業・商業、あげくは観光資源もない、ないないづくしの北部のソマリランドを中心に廻っております。

なんとその地域には、民主主義が根付いているというオチがついてます。

なぜか。

歴史的な経緯など様々な要因が本書で綴られてますが、本質は他国の介入がないことだと悟りました。

そりゃそうです。

ないないづくしの資源レス国家の事など、アメリカを始めどの国も面倒を見ようとしないでしょう。

そんな中、ローカル現地人の間で、独特の”氏族”社会内での話し合いベースで、現在の平和な状況に落ち着いたそうです。


素晴らしい!


いまもニュースで、内戦中のシリアに欧米が軍事介入(空爆開始)するかもしれないと報道してます。

なんでも、政府側が毒ガス攻撃をした証拠が見つかったとか・・・。

ホンマか???

もう余計な事をするなよ、、、第三者さん達!

ましてや空爆など、民間人が犠牲になるだけじゃん。



いままでの第一次、第二次世界大戦でもそうですが、たった一つのイザコザに、様々な国々が利害を求め合って戦争拡大したのを、また繰り返すつもりでしょうか。

今までの様々な国の内戦も、すべてが裏で他国が武器援助をしているが故に、継続&拡大して犠牲者が増えているのです。

歴史は教えてくれます。


アメリカなどが武器援助しなければ、極端な話、武器がなければ石投げ程度で、争い事が終結するかもしれませんよ。


喧嘩は、当事者同士だけでさせるべきではないか!

第三者が、余計な援助をしてはいけない。  余分な血が多く流れる。

双方の自助努力があれば良し、自然淘汰に任せる。



自分の専門分野でもそうですが、ある部品に外から力を加えると、部品の内部に反発力(残留歪み)が内在してしまいます。

そして、あるタイミングで、部品が壊れるきっかけとなります。



一つの力だけでなく、あらゆる方向から様々な力を加えれば、様々な歪みが内在してしまい、どこかのタイミングで暴発することは自明の理でしょう。



そんな思想もあるということを、この本から学びました。





謎の独立国家ソマリランド/高野 秀行

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