「アラブの春」の正体 欧米とメディアに踊らされた民主化革命 (角川oneテーマ21)/角川書店(角川グループパブリッシング)

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中東に長らく在住していた方の視点という意味で、従来にない価値観を期待して読んでみました。



日本に蔓延る"イスラム原理主義者イコールテロリスト""イスラムイコール男尊女卑"などのステレオタイプの打破、アラブ諸国の詳細解説など、今までサッカーワールドカップアジア予選くらいでしか知り得なかった情報の肉付けができました。



著者の苗字からご推察の通り、あの重信房子さんの娘さんです。

レバノン人の父とのハーフだそうで、長くレバノンを中心に在住されいたとか。




外から評論しているだけでなく、内に飛び込んで肌で感じないと、様々な本質までは辿りつけないのかもしれないなと本書を一読し感じました。



著者が強く主張していたのは、本当に働けなくて食べるものに困る人々が命がけで立ち上がってデモを起こしているということ。


けして現状に満足している人々は行動しないとのことです。


その点もヒトの本質を表しているなと思いました。