おはようございます。
この「中原の虹」を読んで、一連の浅田次郎さんの中国シリーズを読了しました。
(マンチュリアン・リポートというのが、出ているみたいですが、、、)
今回の主役は、馬賊の頭領出身の”張作霖”。
舞台は、中国の東北地方。 満州地域。
清朝の終焉から中華民国建国の間の時代。
主となる上記ストーリの間に、清国建国時代の状況も織り込んでいる。
「蒼穹の昴」 「珍妃の井戸」 「中原の虹」 の3シリーズの中で、「中原の虹」が一番面白かった。
文庫本にして、合計9冊で約3,500頁。
この量は、本当に久しぶりでした(笑)
さすが、姉貴!
ただ浅田さんの本は、文章が軟らかいので、結構スラスラ読み進めることができます。
中原の虹 (1) (講談社文庫)/浅田 次郎

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中原の虹 (2) (講談社文庫)/浅田 次郎

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中原の虹 (4) (講談社文庫)/浅田 次郎

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3シリーズを読破しての、自分の所見です。
5つのポイントとして、思考した事を列挙してみました。
★トップダウン
戊戌の変法(改革という意味)は、光緒帝をかついでいたものの、若手中堅官僚のボトムアップによる
改革運動。結果は失敗。
中央集権体制下は内側からの改革を生みにくいしくみでもあり、改革はトップが率先して垂範しなければならない。
当時の清朝末期では、その役目(トップ)が、光緒帝ではなく西太后であったと思う。
日本のお家芸もボトムアップだが、この激動の時代にはトップダウンで乗り切る必要があると感じる。
★迅速な意思決定
この時代は、日本の戦国時代のように、今日の味方が明日の敵というように、環境変化が激しかった。
従って、そのタイミングで保持している情報に基づき、素早く次の行動をとるために、迅速に意思決定する必要がある。
スピードが肝要。
日本においては、尖閣問題を始めとした外交対応に関しては、全て相手に対して後手でありスピード感を感じない。
政策に対するストーリ・戦略性も感じない。
★大義
儒教的な言葉ですが...(笑) いわゆる意義とか正当性・根拠
袁世凱が、中華帝国の皇帝になり帝政をしくものの、民衆の支持を得られず、たった百日程度で自ら取り消した。
集団行動を起こす時には、大義がないと誰もついてこない。例えうまくいっても、一過性で終わってしまう。
リーダー自身のカリスマ性との天秤になるが、大義は 誰もが直観的に理解できることも重要。
日本においては、民主党政権の政策の実行状況をみていると、マニフェストが完全に形骸化している。
駄目であればこのように修正するという、説明力も感じないし、マイルストーンもみえない。
★胆力
戊戌の変法のプロセスにおいても、けして思い通りにコトは運ばなかった。
この世の中や自分の身の回りでも、様々な矛盾が混在している。
そんな時には、物事に動じない力=胆力 が重要となる。
日本においては、小泉政権後の総理大臣の平均在任期間の短さをみると、胆力・やり切り力という点では疑問?である。
★謙虚に且つ素直に吸収する力
当時の中国は、明治維新を成功させた日本に学ぶため、多くの留学生が日本に来ていた。
今の中国の日本に対する政治的な態度を考えると、謙虚さを感じました。
(好き嫌いは別としてですが...:笑)
日本も今こそ、心をニュートラル(中正)にして、躍進著しい中国や韓国メーカを徹底的にベンチマーキングすべきでは。
ざっとこんなところです。
総じて、「守り」よりも「攻め」、「調整型」より「カリスマ型」、が必要ということかなぁ。
ただ表面的には「カリスマ型」でいて集団を統率するが、その背後には綿密なインテリジェンスを駆使して迅速な意思決定をしっかりとささえる。
中国に対する自分の気持ち・想いを整理できた読書でした。
姉貴、きっかけをくれてありがとう!
長々ごめんなさい.....。
さて、、いまから凧揚げ大会♪♪♪
この「中原の虹」を読んで、一連の浅田次郎さんの中国シリーズを読了しました。
(マンチュリアン・リポートというのが、出ているみたいですが、、、)
今回の主役は、馬賊の頭領出身の”張作霖”。
舞台は、中国の東北地方。 満州地域。
清朝の終焉から中華民国建国の間の時代。
主となる上記ストーリの間に、清国建国時代の状況も織り込んでいる。
「蒼穹の昴」 「珍妃の井戸」 「中原の虹」 の3シリーズの中で、「中原の虹」が一番面白かった。
文庫本にして、合計9冊で約3,500頁。
この量は、本当に久しぶりでした(笑)
さすが、姉貴!
ただ浅田さんの本は、文章が軟らかいので、結構スラスラ読み進めることができます。
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3シリーズを読破しての、自分の所見です。
5つのポイントとして、思考した事を列挙してみました。
★トップダウン
戊戌の変法(改革という意味)は、光緒帝をかついでいたものの、若手中堅官僚のボトムアップによる
改革運動。結果は失敗。
中央集権体制下は内側からの改革を生みにくいしくみでもあり、改革はトップが率先して垂範しなければならない。
当時の清朝末期では、その役目(トップ)が、光緒帝ではなく西太后であったと思う。
日本のお家芸もボトムアップだが、この激動の時代にはトップダウンで乗り切る必要があると感じる。
★迅速な意思決定
この時代は、日本の戦国時代のように、今日の味方が明日の敵というように、環境変化が激しかった。
従って、そのタイミングで保持している情報に基づき、素早く次の行動をとるために、迅速に意思決定する必要がある。
スピードが肝要。
日本においては、尖閣問題を始めとした外交対応に関しては、全て相手に対して後手でありスピード感を感じない。
政策に対するストーリ・戦略性も感じない。
★大義
儒教的な言葉ですが...(笑) いわゆる意義とか正当性・根拠
袁世凱が、中華帝国の皇帝になり帝政をしくものの、民衆の支持を得られず、たった百日程度で自ら取り消した。
集団行動を起こす時には、大義がないと誰もついてこない。例えうまくいっても、一過性で終わってしまう。
リーダー自身のカリスマ性との天秤になるが、大義は 誰もが直観的に理解できることも重要。
日本においては、民主党政権の政策の実行状況をみていると、マニフェストが完全に形骸化している。
駄目であればこのように修正するという、説明力も感じないし、マイルストーンもみえない。
★胆力
戊戌の変法のプロセスにおいても、けして思い通りにコトは運ばなかった。
この世の中や自分の身の回りでも、様々な矛盾が混在している。
そんな時には、物事に動じない力=胆力 が重要となる。
日本においては、小泉政権後の総理大臣の平均在任期間の短さをみると、胆力・やり切り力という点では疑問?である。
★謙虚に且つ素直に吸収する力
当時の中国は、明治維新を成功させた日本に学ぶため、多くの留学生が日本に来ていた。
今の中国の日本に対する政治的な態度を考えると、謙虚さを感じました。
(好き嫌いは別としてですが...:笑)
日本も今こそ、心をニュートラル(中正)にして、躍進著しい中国や韓国メーカを徹底的にベンチマーキングすべきでは。
ざっとこんなところです。
総じて、「守り」よりも「攻め」、「調整型」より「カリスマ型」、が必要ということかなぁ。
ただ表面的には「カリスマ型」でいて集団を統率するが、その背後には綿密なインテリジェンスを駆使して迅速な意思決定をしっかりとささえる。
中国に対する自分の気持ち・想いを整理できた読書でした。
姉貴、きっかけをくれてありがとう!
長々ごめんなさい.....。
さて、、いまから凧揚げ大会♪♪♪