
ノルウェイ語で 「Troll」とは妖精 を指すらしい。メンバーの風貌はとても妖精という感じはしないが、どのジャンルに挑戦しても高水準のアルバムを作ってしまうNew Trolls。現在でも元気に活動し2000年代には再結成ではなく現役のまま来日を果たしています。1967年発表のデビュー曲 Sensazioni (1970年発表の2ndアルバムに収録)はサイケっぽいポップ・ソング。オーケストラとの融合を目指したドラマチックなアルバム「コンチェルト・グロッソ Ⅰ」が、もちろん彼らの代表作という事になるのだけど、ハード・ロック色の強いアルバム、シンフォニックなアルバム、カンタベリー顔負けのジャズ・ロック・アルバム、ディスコ・サウンド、美しいメロディを聴かせるポップ・ソング・アルバム。そして1978年に発表されたアルバム「アルデバラン」のボーナス・トラックとして追加された「Testi E Musiche Di」
このバンドにはソウル・ミュージックの趣向もあるのだろうか。 分厚いコーラスワークがNew Trolls最大の特徴 。そして何をやってもぴったりはまってしまう、とても器用なNew Trolls。レコード会社にとっても貴重な存在であることでしょう。
「コンチェルト・グロッソ Ⅰ」は確かにNew Trollsの代表作であるのだけど、LPでのB面がちょっと退屈。「アトミック・システム」はシンフォニック・ロックのアルバムとして素晴らしい出来ではあるのだけど、New Trollsの他のアルバムを聴いていてこのアルバムに足りないのは、相棒ニコ・ディ・パロのギター。ヴィットリオ・デ・スカルツィもそれを感じたのか、次作のライブ・アルバムではジャズ・ロックを演奏し、アトミック・システムの活動も休止してしまいます。ニコ・ディ・パロのプロジェクトであるイビス。アルバム「サン・シュプリーム」は「UT]直後に発表したハード・ロック・アルバム「?(子供たちの唄、大人たちの唄)」とは違い、ニコのハードロック色を押さえキーボードを前面に出したシンフォニックな曲が多くなり、イビスも相棒ヴィットリオ・デ・スカルツィの必要性を感じていたのかもしれません。次作のセルフ・タイトル・アルバムではさらにハードロック色が減退し、New Trolls原点に回帰したようなアルバムになって、イビスも活動を停止してしまいます。
「コンチェルト・グロッソ Ⅰ」「アトミック・システム」「サン・シュプリーム」、この3枚は全て歴史に残る名盤。でもB面が良くないとか相棒がいないとか。New Trolls長い歴史の中で3枚のアルバムを選ぶのはとても難しい事だけど、My Best 3は
「FS」「UT」「アルデバラン」
特に「FS」は技術よりも楽曲の良さでしょうか。素敵なメロディの唄が沢山つまっているので大好きなアルバムです。日本でもリアルタイムで発売されましたが、宣伝不足のせいか一年程度で廃盤になってしまったそうです。確かに「コンチェルト・グロッソ Ⅰ」や「UT」の音を期待したらがっかりするでしょうが。
「FS」「UT」「アルデバラン」
特に「FS」は技術よりも楽曲の良さでしょうか。素敵なメロディの唄が沢山つまっているので大好きなアルバムです。日本でもリアルタイムで発売されましたが、宣伝不足のせいか一年程度で廃盤になってしまったそうです。確かに「コンチェルト・グロッソ Ⅰ」や「UT」の音を期待したらがっかりするでしょうが。
(1)ポップ・グループから、クラシックとロックの融合まで
1968 1st「遥かな旅立ち」
1970 2nd「セカンド・アルバム」
1971 3rd「コンチェルト・グロッソ」
(2)リーダー2人の分裂(ニコとヴィットリオ)。音楽の多様性。
1972 4th「見知らぬ桃源郷の探索」
1972 5th「UT」
1973 ニコ、ジャンニ、フランク、マウリツィオ「子供たちの唄、大人たちの唄」
1973 6th「アトミック・システム」
1974 7th「テンピ・ディスパリ(ライブ)」
1974 イビス「サン・シュプリーム」
1975 イビス「イビス」
(3)クラシックとロックの融合からの再出発
1976 8th「コンチェルト・グロッソ Ⅱ」
1979 9th「ライヴ N.T」(発売時期遅れ)
(4)コーラス重視ポップスターへの回帰
1978 10th「アルデバラン」
1979 11th「ニュー・トロルス 79」
1981 12th「FS(エッフェ・エッセ)」
1983 13th「アメリカOK(魂の天使)」
1985 14th「ツアー(ライブ)」
1988 15th「Amici」
1992 16th「Quelli com noi」
1996 17th「Il sale del New Trolls」
1968 1st「遥かな旅立ち」
1970 2nd「セカンド・アルバム」
1971 3rd「コンチェルト・グロッソ」
(2)リーダー2人の分裂(ニコとヴィットリオ)。音楽の多様性。
1972 4th「見知らぬ桃源郷の探索」
1972 5th「UT」
1973 ニコ、ジャンニ、フランク、マウリツィオ「子供たちの唄、大人たちの唄」
1973 6th「アトミック・システム」
1974 7th「テンピ・ディスパリ(ライブ)」
1974 イビス「サン・シュプリーム」
1975 イビス「イビス」
(3)クラシックとロックの融合からの再出発
1976 8th「コンチェルト・グロッソ Ⅱ」
1979 9th「ライヴ N.T」(発売時期遅れ)
(4)コーラス重視ポップスターへの回帰
1978 10th「アルデバラン」
1979 11th「ニュー・トロルス 79」
1981 12th「FS(エッフェ・エッセ)」
1983 13th「アメリカOK(魂の天使)」
1985 14th「ツアー(ライブ)」
1988 15th「Amici」
1992 16th「Quelli com noi」
1996 17th「Il sale del New Trolls」
ニコ・ディ・パロが交通事故で重傷の為、New Trolls活動休止
2007 「Concert Grosso, The Seven Seasons」
2007 「Concert Grosso, Trilogy Live」
2007 「Concert Grosso, Trilogy Live」
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