ナイス解散前年の1969年末、宮殿発売前のキング・クリムゾンも一緒だったアメリカツアーでのライブ録音。同年8月に発売された3rdアルバム「NICE」にスタジオ録音が収録されています。スタジオ録音版ではLee Jackson(リー・ジャクソン)の弱いボーカルをカヴァーするため、コーラスを使っていました。でもライブ録音ではそうもいかず、ボーカルが入っている最初の1分半と最後の1分、Keith Emerson(キース・エマーソン)のピアノが、しっかりしろよ、と励ましているように聴こえます。ただ残りの10分間はKeith Emersonのピアノ独壇場。素晴らしいパフォーマンスだと思います。「ELEGY」には4曲収録されていますが、ナイスのオリジナル曲が1曲もなく、Keith Emersonのソロ・アルバムじゃないか、と思えるくらい、他の2人の影が薄くなっています。「ELEGY」が発売されたのが1971年4月、1971年5月にはEL&Pの「タルカス」が発売されていたので、Keith Emerson本人は「ELEGY」をよくわかっていない、「ELEGY」発売はレコード会社のEL&P人気便乗商売だった。しかし残りの3曲はボブ・ディランの「My Back Pages」カバー、チャイコフスキーの「悲愴」第三楽章カバー、そしてナイスの代名詞ともなった「アメリカ」、自分はナイスのアルバムの中で解散直後に発売された4thアルバム「5つの橋」LPA面組曲と、この「エレジー」がヘビロテでした。チャイコフスキーの「悲愴」第三楽章カバーは4th「5つの橋」B面でも演奏されていますがオーケストラメイン、 「エレジー」に入っているライブ の方がKeith Emersonのムーグを堪能できるので好きです。
「Hang on to a Dream」はナイスのボーカリストでもあったLee Jacksonの友人 Tim Hardin(ティム・ハーディン)が作った曲 でした。だからEL&Pではやらなかったのでしょう。EL&Pに持ち込んだナイスのオリジナル代表曲といえば3rdアルバムに入っていた 「Rondo」 、この曲はいつ聴いても燃えますね~。「Hang on to a Dream」とは正反対の曲。EL&Pオリジナルにもこんなハードな曲は無いし。少し歳をとったEL&Pライブバージョンから。
若かりし頃のKeith Emerson、「Rondo」The Nice バージョンです。壊さないけど、乗っかってます♪
http://www.youtube.com/watch?v=dyCADfVdkk0
http://www.youtube.com/watch?v=dyCADfVdkk0