Schicke, Führs & Fröhling(シッケ・フュアース・フレーニング) | pulsar21

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1976年 1st 銀河交響曲(Symphonic Pictures)

  Gerd Führs(ゲルド・フュアース)1955.11.27生 - 1992.11.3没
    キーボード担当(ピアノ、ムーグ、クラビネット、メロトロン)
  Eduard Schicke(エデュアルド・シッケ)1947.2.14生
    ドラム&キーボード担当(ムーグ)
  Heinz Fröhling(ハインツ・フレーニング)1951.5.7生
    ギター&ベース&キーボード担当(メロトロン、クラビネット)
変則的な3人編成で、1976年のデビューアルバムから3作をリリースした、ヘヴィー・シンフォニック・サウンドと呼ばれている略称SFF。ボーカルがいないインスト・グループだけど3人がキーボードを担当している 厚みのあるシンフォニック・サウンド です。(3rdアルバムの中で「ヒア・アンド・ナウ」が唯一のボーカル・ナンバーです。)明らかにEL&Pを意識している、同じドイツのトリアンヴィラードより音が重く、逆に アコギを使った哀愁のメロディ もあり、ドラマチックな音つくりをしています。
1stアルバム「銀河交響曲」の「Tao」です。


SFFは全3枚のオリジナル・アルバムを残していますが、ドラムのSchickeを除いた2人のFが、SFFアルバム発売の間を縫うようにして3枚のアルバムを残しています。
  1976 SFF Symphonic Pictures( 銀河交響曲 ) 
  1977 SFF Sumbrst( 太陽幻想曲
  1978  FF Ammerland
  1979  FF Strings
  1979 SFF Ticket to Everywhere( ティケット・トゥ・エヴリウェア
  1981  FF Diary
1992年11月に片方のF、キーボード担当のGerd Führsが亡くなっています。FFアルバム3枚のうち、AmmerlandとDiaryの2枚はドラム担当がいません。FFも1stであるAmmerlandの評価が高いみたいですが、自分はFF3枚とも聴いていないのでなんとも言えません。SFFの方は「銀河交響曲」「太陽幻想曲」ずいぶん大げさな邦題だな、と思います。シンフォニックな音作りがレコード会社の担当者にはそうイメージされたのかもしれません。同じドイツのシンフォニック代表 ノヴァリス の1975年発売2ndアルバムにも「 銀河飛行 」という邦題が使われていました。ドイツのシンフォ=銀河なのでしょうか。
2ndアルバム「太陽幻想曲」の「Troja」です。


SFF3rdは邦題がカタカナで示すように、多少ジャズ・ロック傾向もあります。ギターのFröhlingより4歳、キーボードのFührsより8歳年上だったリズム隊であるドラマーのSchickeの趣向かも。SFFの合間にFFを3枚発表しているのも、SとFFの趣向の違いが理由なのかもしれません。

スウェーデンのキング・クリムゾンと呼ばれていた アングラガルド もSFFの影響を口にしています。キーボード専任の一番若いGerd Führs(1stアルバム当時21歳)が1992年に亡くなった事によって、もう二度とSFFやFFでの復活がなくなりました。SFFのアルバムは何回かリマスターされ、今年2010年にも発売されました。伝説的トリオとして語り継がれていくことでしょう。

P.S. SFFはスイスのグループで、ドイツからデビューしたそうです。