PULSAR (ピュルサー) | pulsar21

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'76 2nd 「終着の浜辺」         '77 3rd「ハロウィン」

 The Strands Of The Future             Halloween

Pulsar = 明るさや大きさを絶えず変えて光る星(変光星)
このグループの最大の特徴は、遠い異次元の星にでも迷い込んでしまったような浮遊感。
MeddleあたりのPINK FLOYD, ISLAND以前のKING CRIMSON、Gabriel在籍時のGENESIS、そしてドイツのTANGERINE DREAMなどと比較される事が多いが、Pulsarの幻想世界はこれらのグループを凌ぐ。

バンド活動は'66年頃から。Pulsar名義の活動は'70年になってから。
しかし、1stアルバム「ポーレン(Pollen)」を出したのが'74年。もうその頃は、PINK FLOYDも「狂気」を発売し、コンセプトアルバム路線に移っていた頃。CRIMSONも解散の年。
「ポーレン」はまだ実験的な要素が多かった。'70年代後半に始まったKING RECORDの「ユーロピアン・ロック・コレクション」ではパートⅠとして真っ先に紹介されたアルバム。だが、2nd 「終着の浜辺」はこのシリーズ前に発売されていた。ちなみに3rd「ハロウィン」は、現在、KINGやCBSなど大手のレコード会社ではなく、マーキーが帯を付けて、一応国内盤として発売している。'81と'89にも再結成してアルバムを1枚づつ発売しているので、アルバムは全部で5枚と思われる。

最高傑作と言われているのが、3rd「ハロウィン」。確かにアルバムトータルで見れば、一番の出来かもしれない。しかし、2nd 「終着の浜辺」のA面全てを使ったアルバムタイトル曲が、自分の一番のお気に入り。22分を越す大作ながら、知らず知らずの内に曲が流れていく。月明かりだけの夜の海を浮遊する、まさにそんな感じ。

2nd 「終着の浜辺」は70年代に国内盤で初版された。その時のインナーイラストを銀河鉄道999の製作者松本零士さんが作成したのは有名な話。「終着」銀河鉄道999の終着駅アンドロメダと一致させたかったのではないか。

3rd「ハロウィン」は少女の哀しげなスキャットで幕を開ける。この歌は北部アイルランド民謡の「ダニーボーイ=ロンドンデリーの歌」だそうです。原曲は聞いた事がありません。そしてこのアルバムは、メンバーのオリジナル・ストーリーに基づいているとの事。

   ハロウィン・パートⅠ(LPA面)
    1.ハロウィンの歌
    2.タイアード・アンサーズ
    3.カラーズ・オブ・チャイルドフッド
    4.夢の中の孤独

   ハロウィン・パートⅡ(LPB面)
    5.孤独なファンタジー
    6.闇の果ての夜明け
    7.ミスティー・ガーデン・オブ・パッション
    8.ファイアー・オブ・フロスト
    9.時

残念ながら「ハロウィン」はセールスに恵まれず、PULSARの活動は沈滞化してしまった。80年代近くになるとパンク、ニューウェイブが台頭してきて、もはやこの手の音楽は受け入れなくなってしまった。

イタリアではLOCANDA DELLE FATEという素晴らしいグループが同じ'77年に「デビュー」アルバムを発表した。このグループもPULSARと同じ理由で、セールスには結びつかず1枚だけで解散。出てきた時代が悪かった。

2nd 「終着の浜辺」作成時のメンバーおよび担当は、以下の通り。
  Jacques ROMAN : Organ, Moog, synthesizer, Mellotron, bass guitar
  Victor BOSCH : Drums, percussion
  Gilbert GANDIL : Electric and acoustic guitars, vocals
  Roland RICHARD : flute and Solina

3rd「ハロウィン」では、一人のメンバーが加入した。
  Michel MASSON : Fender bass