10月16日、1週間の節制生活を経て

運命の血液検査のために

Mメディカルセンターへ向かった

 

数値の改善に期待が膨らむ一方

前日から胸やけがしており

どこか嫌な予感も抱いていた

 

朝7時過ぎに自宅を出発し

9時過ぎに病院に到着

すぐに血液検査を済ませた

 

診察が始まる10時半まで

2階のコンビニ裏にある

広めのイートインスペースに陣取り

おにぎり2つを平らげる

 

待ち時間中、68歳の自分が

「いつから年金をもらい始めるべきか」

をスマホで切実に検索していた

 

理由は至極シンプルで

「受給する前に死んでしまったら元も子もない」

からである。

 

 

   診察室での朗報?

 

11時近くになり、ようやく名前が呼ばれ

診察室へ入った

 

先生は開口一番「また数値がよくなっていますよ」

と検査結果を見せてくれた

 

 注目のγ-GTP(ガンマGTP)は

「825」まで低下していた

 

前回の数値から約3割減少した

とはいえ、基準値の上限は「70」である

 

つまり、基準値の約12倍という

圧倒的な高数値に変わりはない

 

先生からは

「A型やE型の肝炎ではなかったわ」

「胆石の可能性が高いわね」

「でも、なんとなく治ってしまう人もいるのよ」

「あと2週間様子を見ましょう」

「それだめなら胆のうのMRIをということで」

との方針が示された

 

胆石の場所を尋ねると

先週撮影したCTスキャン画像を見せてくれた

 

胆管にはつまっていないものの

袋の中に大きめの石が

いくつか存在しているのが見えた

 

 

  画面を占領する「暗黒の物体」

 

「やはりお酒や油物を断ち

 さっぱりした食事を続けるべきですか」

と質問すると

 

先生は「そうね」と頷きながら

CT画像を操作した

 

画面に現れたのは、お腹の断面図

 皮下脂肪はほとんど見当たらない

 

皮下には「芋虫のようなもの」が数匹

 

画面の大部分は真っ黒に染まっている

 

「この芋虫みたいなものは何でしょう?」

と問うと、先生は

「ああ、それは小腸よ」と一言

 

 「では、この大部分の黒い部分は……?」

と尋ねると、

「あ、それね、全部脂肪よ。内臓脂肪」

自分の腹の中が「内臓脂肪の暗黒物質」で

満たされていた衝撃……

 

「これでは内臓も圧迫されますよね」

と漏らすと

「そうね。まず痩せることが先決かもね」

と先生も同意した

 

ぐうの音も出ないとはこのことである

まさに「ごもっとも」としか言いようがない

 

 

  2週間後の再検査に向けて

 

病院をあとにした自分は

このまま禁酒・節制生活を徹底し

本気で減量に取り組むことを固く決意した

 

 次回は、さらに改善した数値を

報告できることを願うばかりである