私は幼少の頃、あまり身体が丈夫ではなかった。
すこし風邪をひくと寝込んでしまい,学校を一週間ほど休んでしまうありさまだった。
それが今では171cm、81kg、 BMI28の肥満体なのだから不思議なものである。
あの頃の骨と皮だけの身体は、いったいどこにいってしまったのか…。
小学生低学年の頃は,体育が苦手科目。
走るのも速くないし,体も固いし,ドッジボールではいつも外野をうろうろ。
そんな私でも,運動会で一等賞をとったことがある。
それは小2の運動会。
クラス競技で競技名は「吾輩はネズミである」。
始めに鉛筆が置いてあるところまで走っていき,
鉛筆を鼻の下に挟んで、さまざまな障害物をくぐり抜けてゴールを目指す。
この写真は、まさに今鉛筆を取って障害物に向かおうとする瞬間で、左端が私である。
すばらしい一瞬のように感じるが、よく見るとおや?と疑念が生じてきた。
他の二人は慎重に鉛筆を鼻と口の間にセットしようとしているが、
私は左手で鉛筆をにぎり、それをセットする前に走り始めている。
これって…
フライングじゃねーの?!
私は顔の構造的に鉛筆を挟みやすかったらしく、
走りながらの装着が可能であった。
細かいルールが設定されていたわけではないので、
これについての抗議や写真判定騒動が起きたわけではないが…。
ま、小2のよい思い出の1コマであり、細かいことは今さらどうでもいいことである(^^;;。