デイリースポーツ [6/3 16:13]
「安田記念・G1」(3日、東京)
先週の安土城S2着から連闘策で挑んだ9番人気のモズアスコットが、粘り込みを図るアエロリットをゴール直前で首差とらえて、G1初制覇。同レースでは89年のバンブーメモリー以来となる連闘での戴冠を決めた。
レースは戦前の予想通り、ウインガニオンがハナを切る形で始まった。前半800メートルは45秒5の平均ペース。モズアスコットは、鞍上のルメールがなだめながら、中団やや後方の内を追走。直線入り口ではまだ12番手。ただ、そこから馬群を縫うように末脚を伸ばし、レースレコードタイとなる1分31秒3で栄光のゴールを駆け抜けた。
レース前、懸念された連闘策だが、ルメールは「返し馬で馬の状態が良かったので安心した。勝つ自信あった」とニンマリ。「直線は前にスワーヴがいたのでマークした。最後は馬がよく頑張ってくれました。フランケルの子でG1を勝てた。素晴らしいです」と喜びを口にした。
2着は牝馬のアエロリット、1番人気のスワーヴリチャードは3着に敗れた。
モズアスコット(外・栗毛・牡4)
2014年3月31日生
父Frankel 母India
母の父Hennessy
(Sadler's Wells系×Storm Bird系)
馬主
(株)キャピタル・システム
調教師
矢作芳人(栗東)
生産者
Summer Wind Farm(米)
通算成績
11戦5勝 [5-3-0-3]
母India(06年コティリオンBCHなど北米ダート重賞2勝)。
馬体重《482キロ[-6]》
勝ちタイム《1分31秒3》
今回は、連闘での初G1舞台。常識的に狙い難かった競馬ファンがいて当然だったと思いますし、私自身も良くて見せ場を作れたらぐらいまでしか考えていませんでしたが、先ずは運を味方にできた事、良血馬の本格化、鞍上との相性・手綱捌き、あとはいくら連闘実績があるとは言え、しっかりとベストな状態に持ってきた厩舎力でしょうね。
それでも、モズアスコットはまだまだ強くなると思います。これからが本当の楽しみになるでしょう。