スポニチアネックス [4/8 15:44]
3歳牝馬3冠競走の初戦「第78回桜花賞」(G1、芝1600メートル)が8日、阪神競馬11Rで行われ、C・ルメール騎手騎乗の2番人気アーモンドアイ(牝3=国枝厩舎)がレースレコードを更新して優勝。6冠馬オルフェーヴル産駒で無敗の2歳女王ラッキーライラックらを破って、伝統のクラシックレースでG1初勝利を挙げた。
後方に控えたアーモンドアイ。直線では先行したラッキーライラックが馬群から先に抜け出したが、大外に持ち出されたアーモンドアイが豪脚で一気に差し切った。勝ちタイムは牝馬3冠馬アパパネが10年に記録したタイムを0・2秒上回るレースレコードの1分33秒1(良)。1馬身3/4差の2着は1番人気・ラッキーライラック、さらに半馬身差の3着には3番人気・リリーノーブルが入った。
勝ったアーモンドアイは父ロードカナロア、母フサイチパンドラという血統。デビュー戦こそ2着に敗れたが、2戦目で勝ち上がると、前走のシンザン記念では牡馬を圧倒し重賞初挑戦初勝利。そこから、およそ3カ月ぶりのレースで、見事にG1タイトルを手にした。通算戦績は4戦3勝。
鞍上のルメールは中央G1通算15勝目で今年は初勝利。管理する国枝師は中央G1通算12勝目で今年は初勝利。国内外6つの短距離G1タイトルを手にしたロードカナロア産駒はこれがG1初勝利。初年度世代が早くもクラシックを制した。
3歳牝馬3冠は同レースに加え、オークス(5月20日)、秋華賞(10月14日)の3競走。かつて牝馬3冠を達成したのはメジロラモーヌ、スティルインラブ、アパパネ、ジェンティルドンナの4頭のみ。1冠目を制したアーモンドアイのみが偉業への挑戦権を手にした。なお、2番のアマルフィコーストが左前肢ハ行のため、当日に出走取消となったため、レースは17頭立てで行われた。
アーモンドアイ(鹿毛・牝3)
2015年3月10日生
父ロードカナロア 母フサイチパンドラ
母の父サンデーサイレンス
馬主
(有)シルクレーシング
調教師
国枝栄(美浦)
生産者
ノーザンファーム(安平町)
通算成績
4戦3勝 [3-1-0-0]
母フサイチパンドラ(06年エリザベス女王杯・G1)。
馬体重《462キロ[-2]》
勝ちタイム《1分33秒1》
先ず、2番アマルフィコーストが2戦続けての不運で、関係者の方々は肩を落とされたと思いますが、また立て直して頑張って頂きたいです。
そして、レースは本当に衝撃的な瞬発力と切れ味で逆に場内が静まり返るという現象が起きましたけど、私自身も映像を観て言葉を失いました(笑)。
ロードカナロア産駒は、基本的にスピード一辺倒ではないですし、母フサイチパンドラは、エリ女勝ちの他に06年優駿牝馬・2着、秋華賞・3着(桜花賞は14着…)の実績があります。アーモンドアイ自身もマイラーの感じではないので、距離延長も問題無いでしょう。
なお、C・ルメール騎手は桜花賞初勝利で、武豊騎手、蛯名正義騎手に続く史上3人目の牝馬限定GI完全制覇を達成。クリストフさん、おめでとうございました!!