前回の記事 の続きです。
①職場が同じ
②自分に気にかけてくれる仕事場の男性
これを軸にして、プライベートにうかつに入り込んだことで、トラブルに巻き込まれた事例をあげてみようと思います。
実例①~A子の場合~
A子は入社して1年の新米事務員。
日々の業務に手いっぱいになりながら、忙しい毎日を送っていた。
仕事のミスで落ち込んだりすることもあるけれど、社員の中には常に自分を気にかけてくれる優しい先輩社員(男性)もいた。いつも気さくに話しかけてくれ、しかもイケメン。
そんな中、その先輩からお茶に誘われたA子。
先輩の車に乗り、おしゃれなカフェでお茶をして、とても楽しい時間を過ごした。
『先輩楽しかったです』
『・・・・・・』
帰りの車の中でA子がそう話しかけたが、なぜか彼は無言。様子がおかしいと思うのもつかの間、A子が伝えた自宅と反対方向へ車は進んでいることに気が付く。
車が停まったのは、某ホテル(18禁のホテルです)。手を引かれ連れ込まれ、ベッドに押し倒され、A子の上に馬乗りに。男にマウントをとられ身動きがかなわない。
なんとA子の目前で彼自身を慰めだす先輩社員。
彼はそのまま果ててしまい、それ以降はA子には手を触れることなく、そのまま自宅に送っていってくれた。
次の出勤日になっても、彼は会社に姿を見せず、しばらくすると会社を辞めていたことが分かった。
この話。A子が40年ほど前にあったことを私に話してくれたものです。
あまりの衝撃的な体験談。それをひょうひょうと話すA子にも衝撃を受けたことを思い出します。
すべての男性が~というわけではありません。中には、そういった男性もいるということです。
人にはパーソナルスペース※という、近づかれると不快に感じるという対人距離があります。
二人きりで車に乗るということは、相手のパーソナルスペースに踏み込むようなものだと知っておきたいものです。
※参考までに・・・
アメリカの文化人類学者エドワード・ホールはそのパーソナルスペースを4種の距離に分類しています。以下の通りです。
- 【公衆距離】350センチ以上。講演会・演説での距離。1対1のコミュニケーションはとりにくい。
- 【社会距離】120センチ~350センチ。社会的・ビジネスでの距離。相手の身体に手で触れることのできない程度の安心できる距離。
- 【個体距離】45センチ~120センチ。親しい友人・恋人・家族での距離。指先が触れあう程度(親密さの感じられる)距離~少し動けば相手に簡単に触れられる(相手を信用しきった)距離。
- 【密接距離】0センチ~45センチ。家族・恋人などごく親しい人だけ接近を許される距離。触れようと思えば触れられる距離~すぐに抱きしめられるくらい近い距離。(壁ドンの距離感
)
二人きりで車に同席するということは、上記の3と4にあたります。
まだ社会経験の浅い若い男女にとっては、自分のスペースすら確立しきっておらず、ゆえに相手(特に異性)の持つスペースの認識も曖昧。A子さんのトラブルはそれも一因であるとも考えられます。