昨日、沖縄奄美地方で梅雨入り発表となり、これからだんだん雨の日が多くなったり湿度が高くなってきそうです。
この時期は余分な湿気が湿邪となり、体にも様々な影響を及ぼします。梅雨時期や雨の日に体調が悪くなりやすい人は「湿気に弱いタイプ」かもしれません。
梅雨時期に出やすい症状をチェック
□体がむくむ
□頭が重い・痛い
□体が重だるい
□めまいがする
□耳鳴りがする
□食欲がわかない
□胃が重くすっきりしない
□軟便や下痢しやすい
□関節が痛む、腫れる
□倦怠感、疲労感
低気圧によって体が膨張したような状態になり、血流が悪くなった上に過剰な水分（湿邪）が滞ってしまうとこのような症状が引き起こります。
おすすめ対処法
■ぬるめの炭酸入浴
38℃～40℃くらいのお湯にゆっくり浸かる。
炭酸の入浴剤を入れると皮膚表面の血流が良くなり、むくみ解消効果がアップ！
■利尿作用、発汗作用のある食材を取り入れる
きゅうりやバナナ、納豆などの豆類は利尿作用
しょうが、唐辛子などのスパイス類は発汗作用
■水分調節に有効なツボ押し
・水分（すいぶん）
おへその上、体の真ん中のライン上にあって、
おへそから親指の幅1本分のところ
・三陰交（さんいんこう）
足首の内側、内くるぶしの骨に出っ張りから指4本分上の
ところ
・陰陵泉（いんりょうせん）
膝の内側にあり、膝を軽く曲げて触れる骨の出っ張りの下 のところ
・湧泉（ゆうせん）
足の裏、指を曲げて出来るくぼみのところ
鍼灸治療は外因といって気候の変化など体の外側からの影響によって引き起こる体の不調を整えることも得意としている治療法です。これからの時期の体調管理に鍼灸治療をお役立てください。そして元気に梅雨の時期を乗り越えましょう！
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