2019年も早いものであと1ヶ月を切りました。11月下旬ごろからだんだんと冬らしい寒さになってきて、身体もそうした環境の変化を敏感に察知して調整しようとしています。

 

夏から冬へ、冬から夏へなど、季節の変わり目の気候の変動の激しい時期に体調を崩しやすかったりするのは自律神経体力が低下しているからかもしれません。

 

自律神経体力とは2つの自律神経(交感神経と副交感神経)が生活環境や体内の変化に対して共にしっかり反応を起こし、バランスよく対応する力のことを言います。2つの自律神経のうち、どちらかが優位になることなく、バランスの乱れがない状態でも、様々な変化に反応する力が弱ってしまっていると、身体に変調が起きてきて症状が現れてきます。

 

身体はもともと急な変化を好みませんが、急な変化にも上手く対応できるかできないかは自律神経体力があるかないかに依るところも大きいのです。

 

自律神経体力の低下は不規則な生活リズム、長期的なストレスや精神的、肉体的な緊張状態の持続、暴飲暴食など内臓への過剰な負担などによって気付かないうちに徐々に起こってきます。また年齢を重ねていくとだんだんと自律神経体力が低下しやすい傾向になっていきます。

 

自律神経の働きを安定させたり、自律神経体力を増加させることで、生活環境や体内の変化に対してしっかり対応できる身体にしていくことで体調が安定し、快適な毎日を送れるようになります。

 

鍼灸治療は自律神経の働きの安定、自律神経体力の増加に対してとても優れた治療法です。治療に通ううちに体調を崩しにくくなり、風邪薬や鎮痛薬などの服用の頻度が減ったという方はたくさんいらっしゃいます。「病気」とまでいかなくても「元気」かと言われたらそうでもない。

そんな状態のときってけっこうあるものです。今よりもこの先「元気!」となれるよう、鍼灸がそのサポートになります。

 

体調に悩み、不安のある方は当院にご相談ください。

 

(バリ島からの夕日 サルと共に)

 

 

渋谷 表参道 心地よいはりとお灸

プラマ鍼灸治療院