医療と介護の制度、つまり法律に基づいてケアマネジメントする。
主任介護支援専門員、相談援助
私の仕事の一つです。
そしてこれは、私のしたいことではなく、できることに分類されます。
制度や、社会資源不足、地域性、医療や介護サービスの不足と、弱点
経済事情、核家族、独居、そしてスティグマの存在
日本人の建前と本音、世間体
相談援助をすればするほど、行き詰まるケアマネジメント、そして私のモチベーションの維持
健康であったとしてもやはり高齢者
支援が必要な方は限りなく最期に向かって進んでいるのです。
本人、家族、専門職がいくら一生懸命でも、最期の瞬間は突然やってきたりします。
努力の甲斐も虚しくです。
改革されるものの、整合性がとれない制度の狭間にいるとき。
もうやめよう。
もうええわ。
こんな制度どうなん?
てか、ビジネスなん、これ?
こんな風に感じつつ、わたしの中で
いつの間にかこの仕事はやりたいことではなく、
できることに移り変わっていきました。
そして、小雨がちらつく今日、
以前担当させていただいた方のご家族から
思いがけない連絡をいただきました。
担当の依頼でした。
懐かしい気持ちと共に、新たな依頼に胸弾ませ、
面談へと向かいました。
ご家族さんは、介護保険サービス事業所を通じて
私を探してくださったようです。
サービス事業所から連絡があり、スムーズにご家族とつながることができました。
初めは、介護保険サービス事業所のスタッフが
私を喜ばせるためにわざと
「家族さんが田中さんに頼みたいと言われてますよ」と、言ってくれてるだけかと思いました。
ところが、実際にご家族と面談して、
話をお聞きしてる最中に
「田中さんと話してほっとした」と涙を流されたんです。
わたしは、反省しています.....今、ワインを飲みながら🍷
あの一言は嬉しかった。
わたしの良さは、話しやすさ、相談しやすさ。
だけです!!!
ですが、その点に関しては間違いないと思います。
「田中さんには何でも話せるわ」
よく、そう言われます。
ですが、何でも話せる?
そんなことは決してないと思っています。
全ては話せないでしょう。
全ては話せないとしたら、仮にわたしじゃない人が担当だったら?
言いたいことの半分も言えず、
建前と共に言いたいことをグッと飲み込む
そんな作業を皆さんは日々、されているのではないだろうか?
大切な家族の人生の終盤の選択なのに
言いたいことも言えないなんて。
言いたいこと、聞きたいこと、安心して口に出せたらどんなにいいことでしょう。
今日のご家族の涙を見て
あぁ、私、もうちょっとこの仕事続けられそうやなぁ。
神様からのプレゼントやなぁ。
神様から
いあ、あんた!
まだまだできることあるやろ!
できることをやりなさい!
神様が関西弁かどうかは知りませんが!
そう言われたような気がします。
こんな私でも、時々、人と関わること自体が苦しく
誰の顔も見たくないとさえ感じてしまう瞬間があります。
そんな私に、今日の嬉しい再会は
あぁ、わたしは誰かの役に立ちたいんだな。
それでも私は誰かの助けになれると嬉しいんだな。
改めてそんな自分のことを知る機会となりました。
