割り箸で蛹になることを決めてくれたようです
良い子だ
後で、蛹部屋に移して土台に刺したいので、割り箸だと助かるんです
毎回、場所選び中の幼虫くんには『ねぇねぇ、この割り箸なんて素敵だと思うよ～！』と、しつこくオススメしています
この時の個性で性別予想をすると、結構当たるんです
なかなか言うことを聞いてくれず、ひたすらウロウロするのが女の子。
そんなにウロウロせず、素直に場所を決めてくれるのが大体男の子
なので、この子は男の子かなぁ…？
●9日の夜
いつの間にか糸を紡いでいたみたいで、夜にはぶら下がっていました
糸は『クカーっ』と口からはきます
左右に首を振り、丁寧に割り箸に糸を吐いて、自分の身長を計りながら180℃向きを変え、糸で固めた場所におちりを合わせてギュッギュッと接着します
●10日の夜
そして、無事に蛹になれました
蛹になる時、ものすごくブルンブルン動くので、落ちてしまうんじゃないかと毎回心配になります
前に落ちてしまった子がいて、木工用ボンド＋糸で吊ったのですが、やはりちゃんと飛べる蝶にはなれず、寝たきり状態で一生を過ごしました
でも、綿棒に染み込ませた蜜をあげると、ストローを伸ばしてきて、14日間も生きてくれました。
落ちてしまう子、寄生されてしまう子、天敵に襲われてしまう子…
元気に飛べる蝶々になれるのは本当に大変で、奇跡的な事なんだろうなと思います。
オチビの方も脱皮期らしく、全く動きません
脱皮準備に入ると、頭と体の繋ぎ目？(矢印の部分)が離れた感じになります