宝塚歌劇団の娘役さんが、自ら命をたって、今日で一年です。

笑顔のステキな娘役さんでした。




ご家族の思いはいかばかりかと思うと辛いです。たまらんです。

同じ年頃の子どもを持つ親のひとりとしても、祖母や母に連れられ宝塚を見てたファンのひとりとしても、御冥福をお祈り申し上げます。

宝塚歌劇団から、この日に、お悔やみのコメントが無いことにも、うちは、憤ります。

忘れてはならないと、思っています。


個人や組だけの問題では無い、全体で変わらねばならないと思います。
先輩がカラスは白と言ったら、後輩も白、と思い込むという、そんな体質ではあかんと思います。
後輩だろうが若かろうが、自分の意見を言える環境、そして、思いに耳を傾けてくれる環境であってほしいです。
若いお人から、新しい気づきをもらえることも多いですもの。
伝統を守るためにも、今の時代にあわないものは、変えて行ってほしいです。

日々努力し、自分を研鑽し続けているスターさんたちが、輝ける場所でありますようにと祈ります。
そして、ファンが心から舞台に酔いしれることができる場所であるようにと祈ります。

ヘルパーとして、私は、高齢の方だけでなく、若いお人のおうちにも入ります。
心を病んで、ばったりと動けなくなった若いお人が、いかに沢山いてはることに驚きます。

怪我をしてスポーツができなくなり、目標を失った人。
バリバリ働いてたのに、ある日の朝、電車に乗れなくなった人。
恋に破れて、動けなくなった人。
親御さんがなくなり、孤独の中にいてるお人。

社会復帰を目標とし、
近い目標は、自分で自分の身の回りができるよう ご一緒に買い物したり、清掃やお料理を作ったりしています。

どのお人にも伝えます。
こうするべき、こうでないとあかん、という、ことはないと思います、と。
いろんな考えや生き方があって、良いと。

あなたは、大切なお人よ。あなたの代わりは居らんのよ。と。

どのお人も宝。
みんながにっこり、自分らしく、無理せず、暮らせると良いなと思います。