障がい者デイサービスにお勤めしてる私。その日、4件の訪問を終えて、デイサービスに行くと。あら、

三十代の若い働くママの同僚ちゃんの髪型が変わってました。

ニコニコ「まぁ、すてき!」

猫「ちょっと横を短くしてみたんです。」

子猫のように目の大きな彼女はますますかわいくなってはった。

にっこり「巫女さん、みたいですよね。」と、同じく三十代のヘルパーさんが言いました。


ニコニコ「麻丘めぐみさん、みたい!かわいいわ。」

猫「、、、、だれですか?」

ニコニコ「え?麻丘めぐみさん、知らん?郷ひろみさんとかと同じ時代にデビューしはったんよ。」

と、私は、スマホを見せて。



ニコニコ「ね、かわいいでしょう?良く似てはるわ。♪わたしのわたしの彼は、左きき♪」

と、左手をふりふりしながら、歌ってみせたけど、反応いまいち。

五十代の同僚ヘルパーさんたちは、

「懐かしいですね。」と、一緒に歌ってくれました。

「わたしのわたしの彼は、左きき♪」

ニコニコ「私が小学生の頃、流行ったのよん。今から五十年前。」

猫「、、、、うちの母に、聞いてみます。」

ニコニコ「せやったね。あなたのお母様と私は同じ年やったわね。」

にっこり「ぷくぷくさん、昭和じゃなくて、せめて、平成の人でお願いしますよぉ。」

ニコニコ「あはは、例えが古かったわね。」

猫「でも、褒めてくれたことは、わかりました。ありがとうございます。」

ニコニコ「平成の人には例えられんけども、とってもかわいいです。」


誰からともなく、ふふふ。ははは。あはは。

みんなで、大笑いしました。


にっこり「それよりも!ぷくぷくさん、ここにあるポカリ、飲んでください。」

猫「外は蒸し暑かったでしょう? 高齢者のご利用者さんの家って、どこもかしこもクーラー入れてへんでしよ?」

ニコニコ「ありがとう。ここはクーラーが効いてて、天国よん♪」

照れ「まだ、天国には行かんといてください。OS-1も冷蔵庫に入れてますから、自由に飲んでくださいね。」

にっこり「熱中症になると、ひと月くらいは、身体がだるい人もいてるそうですよ。無理しないでください。」


ニコニコ「ありがとう。さっき、ポカリを買ってきたよん。また、いただくね。」

にっこり「もう、倒れないでくださいよ。」

照れ「ほんまですよ~。梅干しも持ってきましたよ。いつでも食べてください。」

犬「塩飴も、持っててくださいね。」

トラ「ヨーグルトも熱中症にええそうです。食べてくださいね。」

同僚さんが、みなさん、あれやこれや、言うてくれはるんも嬉しかったです。最年長の私をいたわってくれてありがとうございます。


優しい同僚さんやご利用者さんに囲まれて、毎日が楽しいです。


いつもありがとうございます。

これからもよろしくお願いいたします。