ご利用者さんとご一緒に公園に行くのも楽しい季節です。
ガイドヘルパーとして障がいをお持ちのご利用者さんと散歩するのも楽しいです。
「今日もよろしくお願いいたします。ご一緒に歩いてくださいね。」
一昨日はあきさん(仮名)と。昨日はミサさん(仮名)、今日はケンイチさん(仮名)と毎日のようにガイドヘルパーとしてご一緒に歩いてます。
公園でクローバーを見たら、手がウズウズしてつい摘んでしまいます。
幼い頃、空き地に咲いてたクローバーで母が作ってくれた首飾りや髪飾り。
クローバーの茎をくるくる回しながら束ねて行く母の指を眺めながら、母が魔法使いに思えた幼い日を思い出します。
だからかな。
ついつい、摘んじゃいます。
「、、、、」
あきさんも、ミサさんも、興味はなさそうです。あきさんはご自身の世界に入ってることが多いです。ミサさんは飛行機が好き。
ベンチでゆっくり水分補給していただいてる間に、私は、花飾りを作ります。
「どうやって作るん?」
「僕にもできる?」
「できるわよ。簡単やよ。
クローバーを長めに摘んでね、束ねては、くるりんってしていくだけよ。」
ケンイチさん、丁寧に、一本一本、摘んでくれました。
「ヘルパーさんが束を持っておくから、くるりんってしてみる?」
ケンイチさん、一生懸命、くるりん。
また一本摘んでは、くるりん。
「お母さんが妹に作った。」
「お母さん、覚えてくれてて喜びはるよ。持って帰って、お供えしましょうか。」
「する。」
「イモムシさんが、大きくなって、さなぎになって、そして、変身して、てんとう虫になるんよ。」
「もうすぐ?」
「楽しみやね。」
「楽しみ。」
「また見に来ましょうね。」
ええ天気。5月、好きです。
ご一緒に歩いてくれるおひとがいてくれるから、私は毎日一万歩達性できてるんです。感謝してます。
優しいご利用者さん方と過ごす時間も大好きです。